ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

昨日は長野県飯山市に行きました。
飯山は、長野から飯山線に乗って50分ほどのところ。野沢温泉などがある豪雪地帯沿線です。1時間に一本の二両連結のワンマンカー電車に乗り、窓に触れんばかりの木々の中、山の景色を満喫、千曲川沿いにごとごと揺られてゆきました。

途中で運転手さんが観光案内の車内放送をしてくれました。それによれば千曲川は全長360(367)キロ。そのうち千曲川と呼ばれているのが210(214)キロ分、新潟県に入ってからの150(153)キロは信濃川と呼ばれている。しかも、河川法上は「信濃川水系」とされているため、日本で一番長い川は千曲川ではなく信濃川・・・という概要。 <<<残念そうな口調でした。私も残念に思いました \(◎o◎)/!

    (   )内は、後からインターネットで調べた正確な数値です。
     ほらね、こういうところに、私の、数字への強いコダワリを
     持つ特性が露呈します・・・・。

講演は保健師さんの呼びかけで、保育士さん、療育の関係者などが集まってくださいました。

親子さんの毎日の暮らしをサポートする保育士さんこそ、発達障害のお子さんのことを知ってほしいといつも思います。
「対処法」ではなく「理解の糸口」を、です。
発達障害(かもしれない)子への理解と、それに伴う、望ましい接し方ができれば、それは、他の多数派のお子さんたちにとっても、望ましい生活環境になると思うからです。
今のところ、保育士さんにオススメしたい本は
 ●「気になる子も過ごしやすい園生活のヒント」(あすなろ学園  学研)と
 ●「ココロとカラダ ほぐし遊び」(二宮信一   学研)
 ●「育てにくい子にはわけがある」(木村順   大月書店)
あたりでしょうか。

講演の最中に、突然、ガーーーッ ごーーーーっ!!という音がし始めました。エアコンが故障したのか、ジェット機が落ちてくるのか、ナニコレ???という感じ。びっくりして、会場の方たちに「この音、何ですか?」って聞いたら「雨です」とのこと。確かに窓の外が見えないほど真っ白の、つまり、滝のような雨が降っていました。ナットク。
私は、ことばで説明してもらってナットク、安心できたけれど、たとえば、自閉症の子どもたちや、まだことばがうまく理解できず、表現もできない子どもたちは、さぞや不安の只中にいるのだろうな・・・・と、あらためて、「安心させてもらえる環境」「視覚的な支援」「子どもの気持ちを読み取り寄り添う環境としての大人」の大切さを思いました。

  特に、夜の部は、私たちの団体「サポート狛江」が共催で、司会・進行に責任があったので、ちょっと心配でしたが、教育長、校長、小学校・中学校の先生はじめ、保育園の先生たちや、保護者、市内の事業所の方たちなど、多彩な顔ぶれがお見えでした。

  映画の内容も、「こんなにうまく行くといいね!!」とうらやましくなるような、ハッピーエンドではありましたが、実際、じょうずな支援と理解者に恵まれて、また、保護者同士のスクラムの中で、すくすくと伸びてゆくお子さんの例も身近にあり、決して夢物語ではない、とも思えました。

  昨日映画が終わったあとも、今日、市役所でお会いした方たちも、何人かの方が「私も、もしかしたら発達障害???と思いました。忘れ物は多いし・・・\(◎o◎)/!」とかおっしゃっていました。

  私は、「でしょ?  日本中の人が全員、『私って、もしかしたら、発達凸凹、あるよね!』って思ってくれるようになる日が来るといいんですが」と言いました。

   映画としてのできばえのマイナス面を数えればないわけではありませんが、理解・啓発に関しては、とてもよくできた映画だったと思います。早速、狛江市内での上映の計画も進み始めているらしく、さらに、多くの方たちの理解が深まるといいな・・・・と思っています。
                        (同内容  「サポート狛江」HP内にも掲載

 「アイムヒア〜僕はここにいる」とは?  ← 映画の内容

 東京都自閉症協会が行った上映会(21年4月)の際の記事

  6月26日(土)は、新潟県保育士会の下越第二支部の保育士研修がありました。会場は胎内市。狛江(こまえ)も「え? 何て読むんですか? どこにあるんですか?」と聞かれることの多い、マイナーな町ですが、胎内市も、はじめて聞く名前でした。中条町と黒川村が合併してできた市だそうです。新潟から酒田方向に向かって40分ほどの「中条」が下車駅でした。

  新潟県は県内が上越・中越・下越に厳然と(?)分けられるのも何回か新潟に来て知ったことですが、今回の下越第二支部の対象は、村上市、胎内市、粟島浦村、関川村、新発田市、聖籠町、阿賀野市で、参加してくださった保育士は500名ほどでした。ちなみに下越とは、山形県に近い北側の地域のことです。

 保育園の現場が抱える悩みは、全国各地に共通しています。日常的に、専門家が巡回するなりして、現場での悩みに応えたり、いっしょに考えたりするシステムを構築して、保育の内容をさらに底上げして行かないと・・・・と痛感します。

  「気になる子も過ごしやすい園生活のヒント」あすなろ学園(学研) がスタンダードになっていくといいんだけど・・と思います。

 講演の窓口になってくださっていたのは胎内市の子ども課に配属になっているという保健師さんでした。新潟県は、教育委員会が保育園・幼稚園をあわせて管轄する自治体がいくつか出てきているとのことですが、胎内市でも、保育園と保健師さんの連携の姿を目の当たりに見て、うれしかったです。
  人口3万3千人に対して保健師が18名いる、というのも驚きでした。狛江も、せめて、今の数の倍になるといいのですが・・・・。

  胎内市の翌27日は、福島市でのファイザーの「すこやか子ども健康フォーラム」のお約束があったので、保健師さんに「坂町」駅まで送っていただき(地図で探してみてください!)「米坂線」というローカル線にごとごと2時間揺られて米沢へ、米沢から山形新幹線つばさで一駅先の福島までやってきました。
 米坂線は、単線・ワンマンカーで、山と川を縫って走ります。 車窓に触れんばかりの木々の緑は圧倒的でした。米坂線を走る電車が載っているHPを見つけました。 
 二両連結の車内には、お客さんは数人。でも、私以外にも、始発の坂町から終点米沢まで乗った方がありました。
  間の無人駅で降りる方もありました。駅の周りは真っ暗で、何もないように見えました。その先、どうなっているのか、いっしょに降りて、ついて行きたい気もしましたが、何しろ2時間に一本とかの電車ですし、私の乗っていたのは最終電車だったので、がまんしました。

  運転手さん、毎日、ありがとうございます。

  毎週土曜日午後9時 のNHK教育テレビは「すくすく子育て」です。
7月3日(土)のテーマは「ことばが遅い?と感じたら」です。私も5回目(?)の出演をしています。

  ことばの育ちについて、「言えることばをふやそうと、教えこみ、言わせに走るのではなく、基礎づくりが大切ですヨ、楽しい雰囲気の中でね」という私のコメントは、百年一日のごとく変わりませんが、今回挿入されているビデオがとても興味深いです。

 子どもさんのことばが遅いかな?と心配している二組の親子さんに
◆①「〇〇って言ってごらん」とか無理強いしたり、「バ!」って言ったときに「バスだね」と言い直してしまうやり方と
◆②子どもが発した「バ!バ!」をそのまままねて返したり、ひと言余分に付け加えて返したりするやり方とをして、子どもの反応の違いを体感してもらう、というものです。
 これが面白い!! 
 自分の発したことば(音)や思いを受け止めてもらえた時の、子どもさんの輝くような笑顔を見てください。「よかったねぇ」と言ってあげたくなると思います。

  再放送は7月9日(金) 午前11時30分〜 です。

  同級生にお寺の住職さんがいます。先日、メールのやり取りの中で「寺だより、読んでいただけるなら送りますよ」と言われ「送って!! 送って!」とおねだり。毎月送ってもらっています。   そして毎月、「うーーーむ、深いなぁ!」とうなります。

  先月はこのようなお話でした。

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●(私たちは)想像もできない「おかげさま」に支えられて生きています。
●「おかげさま」とは目に見えていないところで私を支え育んでくださっているはたらきということで、「ご恩」と置き換えてもいいでしょう。
●恩と言う字は原因の因という字の下に心という字を書きます。現在を結果と見るときに、現在の自分を育ててくださった因(もと)を知る心です。
●因という字は口は布団を表し、中にある大の字は赤ちゃんが大の字に寝ている姿です。多くの支えやはたらきによって包み込まれ安心して眠ることができているのです。
●全く自分の気づかない、気づけないところで、私を慈しみ育んでくださっている縁(はたらき)を気づかせていただく、喜びの心こそが恩という字でした。
●私には見えていない寿(いのち)無量寿によって支えられ生かされている私でしたと「よろこび」のうちに生きさせて頂くということが念仏者としての私のあり方だと思います。

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  私(中川)は念仏者ではないので、まだまだこういう境地には程遠いのですが、「目に見えないところで働いて下さっている力」ことへの感謝は、結構、色濃く持っていると思っています。

  今年は特に、です。というのも・・・・・・。

 ある事情があって、今年初めてきうりを植えたのです。(特に植えたかったわけではありません。
 生き物の世話は、およそ向かないんです。継続する努力が苦手なので・・・・。)
 今は、葉っぱが増え、茎が伸び、早くも赤ちゃんきうりがなっています。

 つくづくと植物の生育を眺めたことなんてないのですが、(子どものころ、母がトマトやきうりを家庭菜園で作っていましたが、私はもっぱら収穫する係りでしたから)なんだかありがたく、不思議な気持ちがします。

 「奇跡のリンゴ」の木村さんみたいに「元気に育って、いいきうりを成らせてね!」と話しかけたりしています。あ、そうそう、ぬかみそを混ぜながら「おいしくなってね」と話しかけるようにもなりました。そしたら気のせいか、おいしくなったような気が・・・・・。 

  話はもとにもどって・・・・
「多くの支えやはたらきによって包み込まれ、安心して」育つことのできる地域や社会を築かなくてはならないなぁ、と思うような出来事が今日もありました。
親ごさんだけで抱えるには重過ぎる荷物があります。
 とはいえ、その荷物、私1人ではとても負えそうにありません。

 見えないところでも、安心のネットワークが幾重にも張り巡らされているようなシステムを考えないと実効性はなさそうです。  ネットワークの相手方と会うときに、北海道大学の田中康雄先生がおっしゃるように「いつもありがとうございます」という感謝の心をもってお会いすることが、目の前の子どもを守ることにつながるのかもしれませんね。

   いやーー、忙しくて、更新もままなりませぬ (ーー;)

  さて、狛江市の市民活動団体の「サポート狛江」。
  保護者も含めた各機関の支援者たちが、集まっては話し合い、時々思い出したように講演会やシンポジウムを実施する・・・・ということをやってきました。
「何をする団体ですか?」と聞かれても「えーーと。【する】んじゃなく【いる】って言うか、【つなぐ】って言うか・・・・」と煮え切らない説明しかできないのでした。
 「育ちの森マップ」について取材してくださった新聞記者さんも、「分からんなぁ!」って何度言ったことか!!!

  で、このたび、狛江市社会福祉協議会のボランティアセンターが出している月刊「ボランティア情報」6月号(203号)に、サポート狛江と、育ちの森マップについてのインタビュー記事が載りました。
 今までになく、「サポート狛江」のことが分かりやすく説明されていて、自分自身で「ああ、そういう団体だったのかぁ〜」と得心が行きました   \(◎o◎)/!

  「育ちの森マップ」はその後も育ちつづけていて、いろんなところで、いろんな使われ方をしているようで、うれしい限りです。役所に相談に行くと、窓口の方が、「えーと」とこのマップを取り出して、先方に電話していた、とか。    今後は、市内のさらに広い範囲に、必要とする人たちのもとに、配れるといいな、と思っております。

 今日はうれしいことが2つありました。

一つは旭出学園のことです。毎年この時期に、創立を記念した「青葉のつどい」が行われます。今年は、創立60周年を祝う「青葉のつどい」でした。
 例年、忙しさにかまけて失礼ばかりしているので、今年は参加することにしました。
集まったのは小学部・中学部の生徒から福祉園の園生、先生方や関係者、保護者など2−300人はいたでしょうか。本当に大勢でしたが、一様に、ゆったり、ニコニコ、「よいお顔」であることに、いつもながら、とてもうれしい気持ちになりました。今は亡き三木安正先生が願った「卒業のない学園」「両親が協力する学園」の旗印そのままです。
  弱冠22歳だった私がドタバタしていたころに小学部3年生だったTくんの姿もありました。もう50歳近いでしょうに、幼いころの面影があり、なんだかタイムスリップした気分でした。

 二つ目のうれしかったこと

お天気がよくて、あまりに暑かったためか、参加者のお一人が気分が悪くなってしまいました。たまたま居合わせたお医者さん(学園生の保護者)のアドバイスで、念のために救急車でかかりつけの病院にお運びすることになり、すぐ近くにいた私も救急車に同乗しました。自分自身が搬送されたことはありますが、同乗するのは初めてでした。救急車って揺れるんですよねー。
 旭出学園からかかりつけ病院30分以上かかる距離。病人はだいぶ気分も回復し、お元気だったのでサイレンを鳴らして走るのもなんだか申し訳ないような気分もしましたが、でも、いろいろ観察しました。
救急車が通る時には、道にいる車さんたちはみごとなくらい道をゆずってくれるものなのですね!! 
 環状7号線が混んでいて、片道二車線ぎっしりのクルマでしたが、左右に寄って停まってくれるので、その真ん中をすり抜けるようにしてどんどん進みます。
  赤信号に巻き込まれて停まらざるを得ないときも、前の車さんたちが、モゾモゾというふうに動いてくれます。5センチでも10センチでも隙間をあけて、救急車を通してあげよう、という気持ちが感じられるモゾモゾでした。
  なんだか、そういう姿に感動し、この国の人たちはいい人たちだなぁって思いました。救急隊員の方も、「右に寄ってください」「ありがとうございました」「真ん中を通ります」「ありがとうございました」「赤信号を直進します」「ありがとうございました」って、絶えず「ありがとうございました」って言うのです。

 そうそう、うれしいことの三つ目もありました。

 救急車には、旭出学園教育研究所の松田祥子先生も、同乗なさいました。
松田先生は、「日本マカトン協会」の親分、いえ、代表です。
私が大学卒業後すぐに旭出学園の教育研究所で研究員(とは名ばかり)としてITPAの標準化作業をお手伝いしていたころの研究所の先輩でした。
 うれしいことの三つ目は、松田先生と、病院で待っている間、いろーーんなおしゃべりができたことです。一挙に、当時22歳だった「ノブコさん」に戻った感じでした。


 うれしいことの四つ目五つ目もありました。
 気分が悪くなった方は、私が若かりしころ、とってもお世話になった方です。今までお世話になりっぱなしでしたが、今回、少しご恩返しができたかな、とうれしかったです。
  それに、一応医療職のハシクレとして、急なことにも取り乱さずに対処できたことで、ちょっぴり自信をつけました。

 一連の出来事を通して、やっぱり三木先生は、旭出学園と私たちを見守り、守って下さってるんだなーと強く確信しました。

 みなみなさま、ほんとにありがとうございます

  ハナミズキ。  チョウチョがはばたいているような花は終わりましたが、すっ!と空に向かって枝を差し出している姿がとても好きです。

 一青窈の「ハナミズキ」の歌詞は♪空を押し上げて♪ で始まります。「空を押し上げる」っては思ったこと、なかったな・・・ととても驚きました。  それ以来、ハナミズキがあると、「確かに、空を押し上げてるかも・・・」と思います。気をつけて見ると、狛江も、町のあちこちにハナミズキが植えられています。

 この「ハナミズキ」を徳永英明がカバーしているのをたまたまテレビで聴き、中毒のように聞いています、遅ればせながら。(アルバム VOCALIST)
 Youtube:    http://www.youtube.com/watch?v=w9bxyOGTsrI

 昔は「レコードが擦り切れるまで」聴く、と表現しましたが、今はなんと言ったらいいのでしょうね。CDは擦り切れませんから・・・・。

  

  「浦河べてるの家」のキーワードの一つが「降りてゆく生き方」。
他人と競争し、蹴落とし、自分だけが少しでもよい側に回ろうとし、右肩上がりに昇りつづけようとあがく・・・・。
  そんな生き方から「降り」て、ちがった道をたどってみないか・・・・。
ちがった道、とは、人とのつながり、地域の絆、支えあい、などなど。

 「降りてゆく生き方」と題する映画が製作されました(主演 武田鉄矢)。 各地で上映会の予定があるようです。私も見に行きたいなと思っていますが。

NHKニュースでの紹介(youtube)   
 
http://www.youtube.com/watch?v=MUG3tkKwQgQ&feature=related

映画 公式サイト
 http://www.nippon-p.org/mov.html

  羽田空港のJALの手荷物検査場でのこと。一番端っこの検査場から入ろうとしていたら、前に高齢のご夫婦が。ピーッと警報が鳴ったりして、ご夫婦ともにさんも二回やり直しを求められていました。でも、無事に通過。   次に私が通ろうとして、チケットをバーコードにかざしたのですが「エラー」。係りの方が「航空会社が違うので、目で確認させていただきます」と言います。よく分からないけど「はい」と返事。よく見ると、確かにバーコード読み取り機はANAのものでした。(羽田の場合、原則として第一ターミナルはJALとその系列  第二ターミナルはANAとその系列。でも例外もある)

  つまり上記、係員の兄ちゃんが言った「航空会社が違うので」は「このゲートの機械はJALのチケットを読み取れないので」の意味。「目で確認させていただきます」は「(人間の目で)確認させていただきます」の意味。やっと納得。

 その後、歩く歩道で先ほどのご夫婦に追いついたところ、奥さんの方が言っていました。「あの人、目で確認する、って言ってたけど、じーっと目を見ると、何か分かるのかねぇ?」  なーるほど。そういう考え方もあったのね。

 更新をすっかりサボっておりましたが、病気だったわけではありません。 新居の片付けの続きをしたり、仕事場として使っていたアパートを引き払うことにしたので(新居に個室ができたので)4月後半から連休いっぱいは奮闘しておりました。

私には分類大好きの“特性”があるので、運び込んだ本を分野別に並べ替えるのに、とても時間がかかったのでした。

自宅が仕事場兼用になるということは、便利な反面、仕事と生活の境目がなくなるのが、ちょっと気がかりです。
 というのも・・・・・・
 仕事場に置いていた本のいろいろも、自室の自分のすぐそばに並べました。「べてるの家」をめぐるさまざまな本や、読みかけの本などをかなり読みました。ただでさえ、原稿が遅れがちなのに、「読むべき本より読みたい本を!」に伴ってさらにひどくなりそうです。

 そうそう超!大型の絵本「秘密のノーム」(サンリオ)や、同じく大型本「イーハトヴ詩画集  雲の信号」(偕成社)なども、本棚に並べてエツに入っています。

 本はいいですねぇ〜。

 

  NHK教育テレビの子ども向け番組「みぃつけた!」に登場するユニークなキャラクター、「コッシー」が大人気だそうです。
エンディングに流れる「ぼく コッシー」という曲も大人気とか。youtube で聞けますよ。http://www.youtube.com/watch?v=bbrObZ9_AU0

  何がユニークかというと「コッシー」は椅子のキャラクターだからです。
「腰かける」からコッシー・・・・・・・?

 今年も小・中の入学式に「お祝いのことば」を述べに行き、イスについて、居場所について考えました。
 小学校では、まだまだ幼児のしっぽを付けたようなかわいらしい新一年生が緊張の面持ちで入場してきます。
2列に手をつないで入ってきて、一人ずつ順々にイスに座っていきます。
みているオバサンとしては、順番がずれて座る場所がなくなったりして、新入生がうろたえたり泣いちゃったりしないかな、と、心配です。
先生がついているからたいていは大丈夫なのですが・・・・・。

  そしてつくづく思いました。

イス、って居場所なんだなー、って。
学校では、何列目の前から何番目に自分の座るべき位置が決まっています。
保育園や幼稚園では、イスに目印になるシールを貼って、「〇〇ちゃんの椅子」を決めることがありますよね。少なくとも机にはシールが貼ってあります。
お家の食卓でも、誰がどこに座るのか、決まっていると思います。
自分の椅子って≪安心してそこにいていい場所≫≪居場所≫ なのかなーって思います。

建て替えが終わり、新しい家に引っ越してちょうど一ヶ月たちました。 
台所道具などの荷物や2階の各自の個室は片付いたものの、1階は、ソファーの定位置が定まらず、食卓での椅子の位置もいまだに試行錯誤中で、ちょっと落ち着かない気分が残っています。
安定した居場所になっていない感じ・・・・・・・

上記した歌「ぼく コッシー」の歌詞に「ココッココッコ ぼく コッシー」と、音が重なるところがあるのですが、それ、もしかしたら「ここ」(ここにいていいよ)って言う意味もかけてあるのかな?などとも思いました。 

≪居場所≫、≪居場所づくり≫・・・・・   とても大きな課題ですね。

 

  ある学校のホームページの「校長あいさつ」を紹介します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「先生、僕たちはなぜ勉強しなければならないのですか。」  先生がよく子どもたちから尋ねられる質問です。

本校の子どもたちには、次のような言葉で語りかけ、その意味をわかりやすく説明したいと思います。
 「目に見えないことが見えるようになるために、耳に届かないことが届くようになるために、言葉に表されていないことが言葉として理解できるようになるために君たちは勉強するのです。」

 物事はすべて因果関係から成り立っています。今、目の前に見えるもの、聞こえてくるもの、言葉に表されているものだけで物事を判断することは必ずしも適切とはいえません。真実だけが目の前にさらけ出されるとは限らないからです。
 現象の裏側に存在する〝確かな真実〟という本質を見抜くことができる、『心の目、心の耳』を持った人間に育てることが本校の目指す究極の子ども像です。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

すてきデショ?

 「ある学校」とは弘前聾学校。校長先生の名前は「風晴富貴」とおっしゃいます。

このブログに実名で登場する方は珍しいかと思いますが、風晴さんとは、彼が青森県の特別支援教育課長として青森県総合教育センターにおられた時に知り合いました。
最初に講演依頼の公式文書をいただいたとき、その苗字の文字列に目が釘付けでした。
「風」だけでも、ふゎ〜んと気持ちの中で風が動くのに、その後に「晴」とくれば、北国の真っ青な空を連想せずにはいられませんし。

 青森で実際にお会いして、その豪快な笑いと、後から後からわいて来るダジャレと、“ダジャレ”では片付けられない底知れないるユーモアに東北人の底力を見る思いがして、すっかり意気投合。「友人リスト」に登録しました。 教育に向かう姿勢は「合点!!合点!!」ですし。

 名前だけじゃなく、どんな人?って思う方は、「弘前聾学校」HPの「校長あいさつ」を開いて見てください。心の中がカラリと晴れ模様になり、思わず笑いたくなると思います。
   (風晴先生、別に他意はありませんよー。) 
  

 さて、聾学校って名前は聞いていても、実際接するチャンスは少ない方がほとんどだと思います。この機に弘前聾学校のHPもご覧になってください。
http://www.chunan-w.asn.ed.jp/~sd/

  どこも、在校生の数が減り、とても少人数になってきています。ごたぶんにもれず、弘前聾学校でも「22年度の在籍数は、幼稚部3名(2学級)、小学部5名(2学級)の計8名となりました。」だそうです。

 でも「子どもたちの数が減少すると学校全体に活気がなくなりがちですが、本校は子どもたちも教職員もいたって元気です。〝ことばを育て、心を育て、人間として育てよう〟を合い言葉に、教職員が子どもたちの〝生きた教材〟となるべく、一体となって取り組んでいきます。子ども一人一人の教育的ニーズと発達の段階に応じたきめ細かな指導の実践こそ本校の特色です。」と、意気軒昂です。

  こういうのを読むと、「特別支援教育こそ、真実の教育の源流」と強く思います。

10月1日に弘前聾学校に遊びに、いえ、講演のオシゴトに行くことになっています。秋の青森は最高です!!  うれしいな。 
 また、アップルロードをあてもなく走りたいです。

 

  今日、あるところで新しい職員の方のあいさつを聞く機会がありました。
「出会いは奇跡です」と、その方は、あいさつを始められました。
「地球上に60億人もいる人たちの中で、一生のうちに出会える人は本当に限られているから」と。

 本当にそうだな、と思いました。

  4月。新しい人たちにたくさん会います。 思えば、第一印象は最悪!だった人が、あとになってとても大切な仲間になっていたり、なんでこうもわかってくれないんだろう、と思っていた人が、外の人に向かっては私たちの仕事を大いに評価する発言をしてくれていたのを人づてに聞いたり。

  早々と結論を出したり、軽々に決め付けたりしないで、ニュートラルな気持ちで、新しい関係を紡いでいけたらと思います。   ただ、相手のペースを読み取りながら距離を測る・・というのは、かなりエネルギー(「気働き」)が必要とされる作業なので、トシを取るにつれて億劫になりますねぇ、ふぅ。

 

 今日(3月24日)は、市内の小学校の卒業式でした。

小学校の卒業式では、卒業証書を受け取る前後に将来の夢を壇上で話す、というスタイルです。毎年いろんな夢があって楽しいです。自営のお父さんの仕事を継ぎたいと話すお子さんや、検察官になって人々を幸せにしたいというお子さんもいました。
入場したときと、卒業証書を持って退場する時とでは、顔つきが違って見えました。

 一人ずつ証書を渡すので結構時間がかかります。(今日は2時間ほど)
 10日後には小学校の入学式が控えています。
入学式はとってもとっても短くて、それでも一年生はソワソワ落ち着きません。2時間もガマンするなんてとてもできっこありません。6年間で成長するものだなぁと、毎年感慨深く思います。公教育の意味と責任についても、つくづくと考えます。

 今年参加した小学校の卒業生は75名でした。38人と37人の2学級です。

学級といえば、東京都がやっと来年度から小中とも1年生に限り、一学級39人の編制にしてくれることになりました。 授業参観に行くと、30人台前半のクラスと、38人とか40人いるクラスとではとても状況がちがうなぁ、と感じることがよくあります。

学級定数等について、今、文部科学省で広く意見募集をしているそうです。

≪今後の学級編制及び教職員定数の在り方に関する意見募集について≫

「今後の学級編制及び教職員定数の在り方の検討にあたって参考とするため、国民の皆様からご意見を伺うことといたしましたので、お知らせいたします。」との趣旨です。

 

かねてより準備中でした「狛江市育ちの森マップ」(正式名称「狛江市内の支援の必要な子にかかわる支援ネットワークマップ」)が完成しました。

私が代表を務める市民団体「サポート狛江」が、狛江市との市民協働事業に提案し、採択されたおかげで実現しました。知恵と情報は市民が、お金は市が、という分担でした。庁内の関係各課に配布するのも、市側の担当課が精力的に取り組んでくださったおかげで、完成後2週間程度というのにほぼ予定数を配り終えました。

マップの内容は「サポート狛江」のホームページに掲載されています。

サポート狛江 HP
   http://www.sapokoma.jp/
育ちの森マップ  
   http://www.sapokoma.jp/article/13652664.html

この「育ちの森マップ」は、左下部分から始まります。
赤ちゃんを連れた家族が「狛江市育ちの森」に足を踏み入れ、いろいろな心配ごとや、相談ごとがあるたびに、それぞれの場所で相談し、必要な支援を受けながら成長します。
支援・相談機関はおおむね時間系列に沿って配列されるように工夫されています。
右上の森の出口で15歳くらいになったお子さんと一緒に森を振り返り「楽しい森だったねぇ」「たくさんの人に助けてもらったねぇ」と思い出を楽しんでいる、というイメージです。

 

記載内容に間違いのないように、関係部局に文言のチェックをしていただき、また、この表現で保護者の気持ちに受け入れられるか?など、とても長い時間の論議の末にやっと完成したものです。

実物は、厚手の紙で、色合いが何ともいえずステキで、各方面から大好評なのですが、お一人ずつに郵送することもできませんので、ネット上のものをご覧になってください。

「一部100円か200円で販売すれば、サポート狛江の活動資金にもなるね」なんて話も出たのですが、「そうそう、お金は市が出してくれたんだから、有料で売るわけには行かないんだった」ということになりました。

このマップの特徴は、通常の子育て支援と、障害があるかもしれないお子さん、障害があるお子さんへの支援とを分けなかった、という点です。

虐待や不登校などの問題や心配も、必ずしも「障害」の枠でくくることはできないけれども、それぞれ障害との連続線上にある、という事情もあります。

「子どもはすべて、支援が必要な存在である」ということと「子どものいる場にはすべて、障害のある子がいるはずだ」というのが、底流にある考え方です。

みなさまにとって、何かの参考になれば幸いです。

     ダウンロード、印刷はかまいませんが、一部分を切り取っての編集等はご遠慮ください。

 

狛江市内の支援者+保護者で構成する「サポート狛江」という団体があります。
中川が代表を務めています。
誰をサポートするのかというと、支援の必要な人、支援の必要な子どもを持つ保護者、そして、支援者自身、そして狛江市を、です。

「サポート狛江」の一番大きな役割は、「支える人を支えるしくみ」とでも言うべきもの。
横のつながりができれば、「自分ひとりががんばってるんじゃなく、市内いろんな場で、いろんな人が、いろんな努力をしているんだ!」と知ることができる。そうすれば、「困ったら助けてって言おう」「私も持ち場でがんばろう!」と思えるようになります。
私自身、「サポート狛江」の活動の中で、ほんとに励まされてきました。

さて、このほど、サポート狛江のホームページが公開されました。
中味はまだまだ不十分ですが、とりあえず、3月6日に開く「狛江市育ちの森マップ 完成発表と意見交換の会」のご案内は載せてありますので、どうぞ。

 この「狛江市育ちの森マップ」は、私たちが一年がかりで取り組んできた宝物。大切に育てて行こうと思っています。   マップの本体もいずれは、ホームページ上に掲載の予定です。

  2月27日、移動途中に伊丹空港に着くようなスケジュールを立てました。兵庫県伊丹市に住む“腹心の友”林やよいさん とお嬢さんのゆりあさんに会うためです。林さんには、私の本や、関係する出版物の挿絵をいつもお願いして書いていただいています。

  あ、そうそう、狛江市の次世代育成支援推進行動計画(後期計画)策定にあたっても、報告書の表紙と中に入るカットを林さんにお願いしました。「ゼッタイすてきな絵になるから!」と推薦し、結果、ドンぴしゃりの表紙とカットが送られてきて、策定委員のみなさん、大絶賛でした。印刷ができあがったら、どんなに「すてき」な絵なのか、アップしますね。

  さて、林さんは伊丹大好き人間です。市のためにもあれこれ協力しておられます。伊丹市の次世代育成支援むにゃむにゃの前期計画策定にも関わっておられたので、伊丹市の次世代の計画書は表紙も中のカットも全部林さんのものが使われていて、私はとってもうらやましかったものです。

ウォーター君.jpg

  今回は、ちょうど伊丹郷町館で開催中のお雛様の展示に案内していただき、そのあと隠れ家みたいな喫茶店で延々しゃべり続けました。ゆりあちゃんは車イスで静かにしていましたが、内心あきれていたにちがいありません・・・・。

  今回の新しい収穫。林さんがアレンジした伊丹市の水道局のキャラクター「ウォーターくん」は市内のいろんなところに存在するらしいです。かわいらしい (^_^)

水道局のお知らせにもウォーターくんは元気に活躍しています。     ↓
 

  昨日(2月26日)、冬季オリンピックの女子フィギュアの決勝が行われた時間、私はちょうど北九州市に向かう飛行機の中でした。機内テレビでNHKニュースを放送しますというので注視したら、それは午前6時のニュースの収録で、「決勝は4時間後に始まります」とのことでした。がっかり。

  で、真央ちゃんはどうなったのかなーと思っていたところへ機内アナウンスあり。「女子フィギュア決勝のようすが機内ラジオ、チャンネル○○で“お聞きに”なれます」
  乗客、一斉にごそごそイヤホンをつけて“聞き”ました。
  が・・・・・・・・。

 分スケートに詳しいアナウンサーが選ばれているのでしょう。ぺらぺらぺらぺら、専門語も加えて実況中継してくれます。   「左足を軸にしてスピンです」「右手を大きくひろげ、リンク内を左方向に移動します」くらいなら動きが想像できます。でも「ルッツです、着地もスムーズです」とか、「トリプルアクセルを決めました」「何たらかんたらを入れて何たらかんたらしました」となると、その「ルッツ」「「トリプルアクセル」「何たらかんたら」がピンとこない人間にとっては全く動きが想像できませんでした。音声だけによる実況中継は、理解が難しいんだなという言うことがつくづく分かりました。

  日ごろ、子どもたちに「通じない!」「指示が通らない」という嘆きを抱えがちな私たちですが、「こちらは言っているつもり」でも、相手には「わからない」ことも多いんだなーーー、特に音声だけでの話しかけの場合には・・・と痛感。

  発達障害のお子さんを含め、すべての人たちへのコミュニケーションは、相手の理解レベルに合わせた内容を、視覚的なサポートも加えて伝えようとすることが大事、と、いうことですね!

  北九州市小児保健研究会主催の研修会はお医者さんをはじめとする医療関係者、保健師さん、療育関係者、保育士さん、幼稚園の先生方など200人予定のところ350名参加とのことでうれしいことでした。小児科のお医者さんをはじめとする連携への熱意にも圧倒されそうでした。

  それにしても・・・・・100万近い人口があり、保育園が157(!)小学校も同じくらい、幼稚園も80(?)だかもある規模の市で、「連携」とか「一貫した支援」をシステムとして構築するにはどうしたらいいのだろう? と、人口7万6千、「顔の見える連携」が絵空事ではない狛江の住民は途方に暮れる思いでした。   大規模自治体のみなさま、がんばってくくださーーい、とエールを送ります。

 昨年(平成21年)5月に発足した「東京都言語聴覚士会」(都士会)の第1回ワークショップが開かれました。100名近いSTさんたちの参加のもと、温かみのある、有意義な、元気になれる集まりでした。テーマは連携、ネットワークづくり、でした。

   東京都言語聴覚士会
都士会 第1回ワークショップ案内

  全国的にも、成人対象のSTさんが圧倒的に多い中、東京の都士会もご多分に漏れず、小児のSTは少数派です。でも、グループに分かれて、小児対象の人だけで顔をあわせて話ができて、とても楽しかったです。楽しかったと共に、先を歩いてきた人間としての責任も、あらためて感じました。

具体的には、必要とされていながら、なかなか社会的認知が進まず、また配置も進まない子どものSTの配置を進めること、非常勤STたちの後ろ盾になれるような組織を作ること、など、です。

 ちょうど、朝、会場に行く途中の電車の中で、「十勝ADHD&LD懇話会」から送っていただいたばかりの冊子「ともだちだよね なかまだよね Part 2~これからもずっと」を読んでいたのですが、その内容と重なっていろいろなことを思いました。

 上記 十勝懇話会の吉藤さゆり代表は「連携とは・・・ 『限界を知る』『(境界を)にじませる』『任せる』『待つ』『ゆるしあう』『感謝する』こと」とおっしゃっています。本当にそうだなー、と思います。田中康雄先生がおっしゃる「非力の自覚」ということばと共に、連携をめぐって、私の中にあるのとほとんど同じ感覚です。

  この空のもと、全国、いたるところに友あり。   都会にも友あり・・・・。

 ちょうど、あることをめぐって割り切れない思いがあったのですが、「空を見上げて 友を思う」気持ちになりました。
 

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都士会ワークショップ参加者の方へ
 お約束の当日資料(pdf)はこちらにアップしました。
    東京都士会 当日資料 
   ↓
22年02月21日 ST東京都士会 子どもの育ちを地域で支えるため.pdf 

参加者以外でも興味のある方はご自由にご覧下さい。

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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