昨年(平成21年)5月に発足した「東京都言語聴覚士会」(都士会)の第1回ワークショップが開かれました。100名近いSTさんたちの参加のもと、温かみのある、有意義な、元気になれる集まりでした。テーマは連携、ネットワークづくり、でした。
全国的にも、成人対象のSTさんが圧倒的に多い中、東京の都士会もご多分に漏れず、小児のSTは少数派です。でも、グループに分かれて、小児対象の人だけで顔をあわせて話ができて、とても楽しかったです。楽しかったと共に、先を歩いてきた人間としての責任も、あらためて感じました。 具体的には、必要とされていながら、なかなか社会的認知が進まず、また配置も進まない子どものSTの配置を進めること、非常勤STたちの後ろ盾になれるような組織を作ること、など、です。
ちょうど、朝、会場に行く途中の電車の中で、「十勝ADHD&LD懇話会」から送っていただいたばかりの冊子「ともだちだよね なかまだよね Part 2~これからもずっと」を読んでいたのですが、その内容と重なっていろいろなことを思いました。
上記 十勝懇話会の吉藤さゆり代表は「連携とは・・・ 『限界を知る』『(境界を)にじませる』『任せる』『待つ』『ゆるしあう』『感謝する』こと」とおっしゃっています。本当にそうだなー、と思います。田中康雄先生がおっしゃる「非力の自覚」ということばと共に、連携をめぐって、私の中にあるのとほとんど同じ感覚です。
この空のもと、全国、いたるところに友あり。 都会にも友あり・・・・。
ちょうど、あることをめぐって割り切れない思いがあったのですが、「空を見上げて 友を思う」気持ちになりました。
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都士会ワークショップ参加者の方へ
お約束の当日資料(pdf)はこちらにアップしました。
東京都士会 当日資料 ↓
22年02月21日 ST東京都士会 子どもの育ちを地域で支えるため.pdf
参加者以外でも興味のある方はご自由にご覧下さい。