NHK教育テレビの子ども向け番組「みぃつけた!」に登場するユニークなキャラクター、「コッシー」が大人気だそうです。
エンディングに流れる「ぼく コッシー」という曲も大人気とか。youtube で聞けますよ。http://www.youtube.com/watch?v=bbrObZ9_AU0
何がユニークかというと「コッシー」は椅子のキャラクターだからです。
「腰かける」からコッシー・・・・・・・?
今年も小・中の入学式に「お祝いのことば」を述べに行き、イスについて、居場所について考えました。
小学校では、まだまだ幼児のしっぽを付けたようなかわいらしい新一年生が緊張の面持ちで入場してきます。
2列に手をつないで入ってきて、一人ずつ順々にイスに座っていきます。
みているオバサンとしては、順番がずれて座る場所がなくなったりして、新入生がうろたえたり泣いちゃったりしないかな、と、心配です。
先生がついているからたいていは大丈夫なのですが・・・・・。
そしてつくづく思いました。
イス、って居場所なんだなー、って。
学校では、何列目の前から何番目に自分の座るべき位置が決まっています。
保育園や幼稚園では、イスに目印になるシールを貼って、「〇〇ちゃんの椅子」を決めることがありますよね。少なくとも机にはシールが貼ってあります。
お家の食卓でも、誰がどこに座るのか、決まっていると思います。
自分の椅子って≪安心してそこにいていい場所≫≪居場所≫ なのかなーって思います。
建て替えが終わり、新しい家に引っ越してちょうど一ヶ月たちました。
台所道具などの荷物や2階の各自の個室は片付いたものの、1階は、ソファーの定位置が定まらず、食卓での椅子の位置もいまだに試行錯誤中で、ちょっと落ち着かない気分が残っています。
安定した居場所になっていない感じ・・・・・・・
上記した歌「ぼく コッシー」の歌詞に「ココッココッコ ぼく コッシー」と、音が重なるところがあるのですが、それ、もしかしたら「ここ」(ここにいていいよ)って言う意味もかけてあるのかな?などとも思いました。
≪居場所≫、≪居場所づくり≫・・・・・ とても大きな課題ですね。