2012年04月14日

NNNドキュメント再放送 4月15日午前11時、 18時30分 「どもってもいいんだよ ぼくは吃音ドクターです」  

NNNドキュメント12 「どもってもいいんだよ 僕は吃音ドクターです」が再放送されます。
再放送 4月15日(日曜日)11:00 BS日テレ  
      4月15日(日曜日)18:30 CS「日テレNEWS24」


話したい言葉が思うように出てこない「吃音(きつおん)」。
「どもり」とも言われてきた。言語障害の一つで、100人に1人にあると言われるが社会の理解は足りない。

福岡市の九州大学病院の菊池良和さん(33歳)は、吃音に悩み、苦しんだ経験をもとに吃音を研究、現状を変えるために奮闘している。
全国から相談に訪れる人達に伝えるのは「どもってもいいんだよ」ということ。
自分を責めずに前向きに受け止めてほしい、周囲も温かい目で見守ってほしいという願いをこめて…。

中野貴浩くん(11歳)は発表会でセリフが詰まったり、思うように話せなかったり、思い出すと涙が出るほど傷ついてきた。
その貴浩くんが菊池さんと出会って変わっていく。 

 

番組ホームページは http://www.ntv.co.jp/program/detail/2188842.html 

http://www.ntv.co.jp/document/

posted by 中川信子 at 22:59| Comment(1) | TrackBack(0) | あれこれお知らせ

2012年04月14日

今日(4月14日)、府中で、東田直樹くん・美紀さんの講演会がありました。

 今日は、府中で、東田直樹くんとお母さんの美紀さんの講演会がありました。
東田くんとご家族とお会いしたのは、3年前に東京大学で開かれたシンポジウムの時以来で、東田くんは、一段と大人っぽく、青年らしく、ステキでした (^_^)v

各地での講演日程がずいぶんハードに入っていて、さぞ大変でしょう。
講演前は、場数を踏んでいるナカガワでさえとても緊張するのに。
「僕たちのような子どもたちがいることを、もっと知ってほしい」という願いから、ある種の“覚悟”を持ってのことだろうと思います。

講演前半、東田くんの口から、自閉症の当事者としてのさまざまな特性や困難、周囲の人に望むことなどが話された後、文字盤を使っての質疑応答でした。
後半は美紀さんによる、東田くんとの暮らしと、親としてトライしてきたことのお話でした。

いつものことですが、今回も、本当に不思議な気持ちになりました。
講演前には緊張して、何度も何度も同じフレーズを繰り返したり、合間に(言いたいわけではないのに)関係のないことを言ってしまったり、休み時間にはピョンピョン跳ねちゃったり、「話のできない自閉症の人」としか見えない外見からは想像もできない思慮深い答えが次々つむぎ出されるからです。

4歳3ヶ月の時、当時通っていた塾のスズキ先生とはじめて筆談をしたとき「ぼくのこと なんにも しらないのに  しっている ふうに いうから イヤ」と書き、スズキ先生もお母さんも、絶句し、この子に、こんなこと書けるはずないのに、と思いながら、でも、涙が止まらなかった・・・と、美紀さんも本で書いておられます。
私も、東田くんと会うたびに、その外面と内面のギャップに、驚いてしまいます。 

 

大事なことは、「東田くんは特別だ」とか、「障害の重い子なのだから、こんなことができるはずはない」とアタマから決めつけず、見た目、どんなに障害が重いように見えても、「本当は、全部、分かっているのかもしれない、表現ができないだけで」と思いつつ、一人の人として尊重し、敬意を持って接するということだと、あらためて思いました。

この後も、各地で講演会が予定されています。
チャンスがあったら、ぜひ、ナマの東田くんに会って、感じてください。
直樹くん、お母さん、お父さん、お疲れさまでした!!

 

なお、明日4月15日(←訂正 : 「5月1日に」)各地で発売される「ビッグイッシュー」5月1日号に、東田くんと演出家の宮本亜門さんの対談が掲載されるそうです。
「ビッグイシュー」は各地の主要な駅頭などで300円で販売され、そのうちの160円がホームレス支援のために使われます。毎号、東田くんがエッセイを連載しています。 

 

直樹くんがコミュニケーション手段を手に入れた「筆談」については、以前本を紹介しました。 
「言えないことばを伝えたい   発達障害のある人へのコミュニケーションを支援する筆談援助」エスコアール出版部)

posted by 中川信子 at 22:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 徒然のぶこん