2008年11月24日

月刊地域保健11月号 特集 「発達障害up to date」

保健師さんたちに購読されている月刊誌は、大きく二つあります。
その中の一つ「月刊 地域保健」11月号の特集は「発達障害 up to date」です。

 

■厚生労働省発達障害対策専門官・日詰正文さんへのインタビュー
■発達障害の最新知見(大戸達之・宮本信也)
■発達障害と子ども虐待(松田博雄)
そのほか、いくつかの自治体の取り組みの取材記事、など、が掲載されています。

記事の一覧は
   ↓
http://www.chiikihoken.net/chiikihoken/browse/index.html?200811

厚生労働省の発達障害対策専門官、日詰さんは、言語聴覚士(ST)なんですよ!
相手に近づき、理解し、寄り添おうとするスタンスが貴重です。
何だかうれしくて、いろんな人に言いふらしています。

虐待については杉山登志郎先生の「虐待という第四の発達障害」(学研)が衝撃的でしたが、松田先生によるこの記事も、実に説得力があり、深くうなずきながら読みました。未熟児センターを経験された小児科の先生ならではの視点かもしれません。

月刊地域保健編集部運営のウェブサイトはこちら
    ↓
   http://www.chiikihoken.net/index.php

 「月刊地域保健」は一冊800円+送料  だそうです。 
上記サイトから購入申し込みができます。       

 

 

 

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2008年11月24日

「新版 ADHD のび太・ジャイアン症候群」司馬理英子  主婦の友社

  

『新版  ADHD のび太・ジャイアン症候群
      〜〜〜ADHDとのじょうずなつきあい方がわかる』
     司馬理英子   主婦の友社   1600円+税

 

司馬理英子先生の「のび太・ジャイアン症候群」シリーズは、既刊の4冊いずれもとても楽しくてためになる本でしたが、今回、新版が出ました。

司馬先生がクリニックを開いたところ、ADHDではないかと受診される中に、自閉症スペクトラムのお子さんが予想以上に多かったそうですが、今回の本でもADHDと自閉症スペクトラムの関係をわかりやすく述べてあります。

お医者さんなので、診断基準、診断の持つ意味や薬物療法についてもきちんと触れてありますから、支援者・保護者の双方にとって助けになるでしょう。

何より司馬先生ご自身も、また、お子さんのうち二人がADDまたはADHD! 「そうか! そういうわけだったのか! 分かった!」というところから始まっている本なので、全巻通じてポジティブ思考に満ち溢れています。
読んでいて、「そうか、こういうふうにとらえれば、こう接すれば、よい方向に育つのね!」と元気が出てくるでしょう。

「自分を好きな子に育てよう」
「そのために、周りの大人が子どもの行動と気持ちを理解しよう」
それが全巻を貫いているメッセージ、と私は読みました。

それって・・・・・・。多数派の子育てでも忘れちゃならないことですね。

 

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