「マカトン法」とはイギリスの3人のスピーチセラピストが体系化した「サイン(身ぶり)+音声言語」を併用する、コミュニケーション手段です。3人の名前(マーガレット・ウォーカー、キャシー・ジョンストン、トニー・コンフォース)をあわせて「MAKATON」=マカトンという呼び名がつきました。 音声による「ことば」は、とても複雑なしくみを伴うため、障害を持つお子さんたちには乗り越えるのが難しい課題です。でも、ことばの代わりに手話に似たサインを使うと、らくらく気持ちを伝えることができるようになることも少なくありません。
この本では、子どものコミュニケーション発達とはどういうものか、コミュニケーション手段を音声以外にも広げて考えることが、赤ちゃんや、障害を持つ人たちにとってどんなに助かることなのかがわかりやすく紹介されています。 また、従来、マカトンサインのいろいろを知るには、ワークショップに参加することが必要でしたが、この本には、初歩的なサインが掲載されています。
問い合わせは、旭出学園教育研究所内 日本マカトン協会へ
FAX 03−3922−9781