自閉症の漢方治療で成果を上げている飯田誠先生。
ご高齢でもあり、この春以降、とても体調が悪そうで心配していました。
新患の申し込みが後を絶たず、お昼ご飯も食べられない状況が続いている、ってゴホゴホ咳をしながらおっしゃってましたが、その時、実はひどい肺炎(無熱)にかかっておられたのだそうでした。しばらく入院・休診になっていました。
診療開始後、午前中の診療の受付を11時打ち切りにし、午後の時間の新患の予約を制限していると聞きました。
診療再開された後に、何回も医院の前を通りかかってのぞいてみていたのですが、いつも、待合室に人があふれていたので、遠慮していましたが、昨夜は久しぶりに長居しました。夜は割合空いているのです。近くに住んでいる者の特権ですね。
今、私が興味を持っているのは幻覚・幻聴についてなので、あれこれ質問しました。先生の長〜〜い経験の中には、興味深い、というか、おもしろい話が山盛りで、そういう例を交えながら解説してくださるので、「腑に落ちた!!」て感じに、精神科の知識が増えました。
自閉症への漢方治療も、少しずつ広がり、最初の診断を飯田先生がされると、その後の投薬を引き受けてくれる医療機関もだいぶ増えてきたとのことでした。一歩ずつですね。
自閉症とは似ても似つかぬ状態なのに「自閉症」と名前をつけられる誤診があまりに多い!!って憤慨してらっしゃいました。
障害のある子どもを「生活の中で」長い期間見てこられた先生の経験は、診察室でしか子どもを診ないお医者さんの目とは、レベルが違いますから。
ともかく、飯田先生がお元気だったので安心しました。
先生を頼りにしている患者さんたちのためにも、長持ちしていただかなくちゃいけないので、新患がどんどん来ませんように・・・と思っています。
でも、親ごさんの気持ちを考えると、そうも言ってられないし。
「私が担当するお子さんだけは、新患でも、診て下さいね」って言うのもあつかましすぎるし。
飯田医院 http://www.iida-neurological-clinic.biz/
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