「コミック版 『語りかけ』育児」
著 サリー・ウォード
まんが 一色美穂
監修 中川信子
もとの本「0〜4歳 わが子の発達に合わせた 1日30分間『語りかけ育児』」(小学館)はすばらしい本です。
1日30分、静かな場所で、子どもと遊ぶ。
ただし、子どもが興味を向けるものに注目し
子どもの気持ちに合わせたことばをかける。
ただそれだけで、子どもの心もことばも驚くほど育つ・・・・。
でも、もとの本は、見た目、結構厚みがあるので、敬遠されがちでした。
子どもの月齢の所だけ20ページ程度を読めばいいので、
そんなにハードルは高くないはずですが、
子育て中に、一冊の本を開く時間はなかなか作れませんよね。
で、このたび、この本のコミック版が出ました。
中味はそのままに、読みやすくなりました。
監修を依頼されたので、私は、こう紹介しました。
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ことばは教えられて覚えるものではなく、楽しい時間を過ごす中で、自然に身についていくものです。
おとなが子どもの興味に注目し、子どもの気持ちに寄り添う。
たったそれだけのことで、楽しい「ことばの世界」が生まれます。
このコミックが笑顔あふれる親子の暮らしへの入り口になりますように。
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一方、担当編集者の思いは
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実は、私、元の本を読みこなせず、
「語りかけ育児」を挫折しています。
育児中の忙しい時期に
まずはすぐに読める
この本の
マンガがあれば・・・と空を見上げたのが、
作るきっかけです。
その効果はもちろんのこと
まずは1日30分しっかり子どもに向き合えば、
子どもが大きくなって
もっともっとふれあっておけばよかったと後悔もなくなります(きっと)。
ぜひこれから出産する方、
今赤ちゃんと一緒にいる方に
ぜひお読みいただきたい一冊です。
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というわけで、子どもとどんなふうに暮らして行ったら
いいんだろう?
あそぶ、って言われても、よくわからない。でも子どものことばを育てたい。
と思う方に、ぜひお勧めします。