ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

「エデュカーレ」(臨床育児・保育研究会 発行)のサイトに、子どもと向き合う時に大切なことが書かれていたので、ご紹介します。保育に限らず、おとなたちがすべて心がけるべきこと。

【質の高い保育のために園の中で保育者がすること10】■

http://ikuji-hoiku.net/Resources/educare_no88_p16-17.pdf

療育関係者はこれを【質の高い療育のために療育スタッフがすること】と読み替えてみると参考になると思います。

項目を文章化すると次の通りです。


1 「ねえねえ聞いて」 子どもについて大人同士で語ります

2 子どもの興味から始め、体験を広げます

3 子どもの「今」に合った環境を用意します

4 子どもをプラスの目で見ることを忘れません

5 気持ちを分かろうとし、対話の主導権は子どもに

6 今までの当たり前、思い込みを見なおし、常に「子どもにとっては?」を問います

7 「うまくできたか」の結果より、プロセスで成長を振りかえります

8 活動は    ①子どもが納得するまで継続       ②子ども同士でシェア
  ③見える化(記録の開示)

9 保護者と子どもたちの育ちを喜びます

10 すべてをユーモアのある遊び(学び)に

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一人ひとりの子どもの可能性・能力を引き出せるのが「質の高い保育」です

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※ 

【臨床育児・保育研究会】とは?

代表を務める汐見稔幸さん(教育学者)が東京大学教育学部の先生をしていたころに現場の保育士さんたちといっしょに続けていた「気に研」(気になる子ども研究会)を発展させた組織です。

 設立趣旨は

《育児環境の大きな変化の中、子どもにとって必要な体験が不足していたり、ストレスを過剰に抱えていたり、うまく自己を表現できず、パニックを起こしたりする子どもたちが増えてきているという保育現場の声がよく聞かれるようになりました。この臨床育児・保育研究会はそうした現場の悩みや声を積極的に取り上げ、子どもたちにどうしたらもっと的確な保育ができるようになれるだろうかという保育者の願いに応えようとして生み出された研究会です。》

隔月刊で「保育者と親のための学び&交流誌 エデュカーレ」を発行しています。

年間6冊発行 購読料3500円 ただいま5月号からの講読申し込みができます。
   講読申し込みフォーム 

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疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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