中川信子の新刊が出ました。
「保育園・幼稚園のちょっと気になる子」(ぶどう社)
2000円+税 =2200円 2020年2月20日発売
保育園・幼稚園のちょっと気になる子 [ 中川信子 ]
価格:2200円(税込、送料無料)
(2021/8/24時点)
保育者向けの雑誌「エデュカーレ」http://ikuji-hoiku.net/educare/上に2003年から2011年までの連載を手直ししました。
連載中から「単行本にしてください」って言われていたのですが、生来のモノグサで、こんなに遅くなりました。
題の通り、幼稚園や保育園の先生方に「ちょっと気になる子」をどう理解したらいいかのヒントをお伝えできたら、と考えて書きました。
「発達障害があるか、ないか」を分けて「特別な支援をする」という考え方からはそろそろ脱却して、子どもが毎日の生活の場で居心地よく暮らせるようにみんなで支える「当たり前の支援」に向けて、少しでもお役に立てばと願っています。
目次 ーーー はじめに 1章 ちょっと気になる子の理解 ・ちょっと気になる子ってどんな子? 1 困った行動について考えてみましょう 2 子どもにはどう聞こえているのかな? 3 触れられること触れることが苦手な子 4 目の使い方がうまくいかない子 5 偏食の強い子 6 不器用な子 7 突然叩いたりかんだりする子 8 姿勢がくずれやすい子 9 集団参加が苦手な子 10 園ではまったくお話ししてくれない子 11 場面や気持ちの切り替えがむずかしい子 12 ユニークで風変わりな子 2章 子どもを支える配慮と工夫 1 目で見てわかる支援 2 わかりやすい話し方 3章 こんなときどうすればいい? 1 登園しぶりがあるとき 2 朝のお支度ができないとき 3 席から離れてしまうとき 4 お友だちの中に入りにくいとき 5 大人から離れられないとき 6 場面の切り替えがうまくできないとき 7 遊びが続かないとき 8 絵本や紙芝居に集中できないとき 9 ホールの活動に参加できないとき 10 外遊びに出たがらないとき 11 製作の課題に取り組まないとき 12 体育遊び運動遊びが苦手なとき ・すべての子に注意深く配慮された子育てを 4章 つながりの中で育てる 1 保護者と協力するために 2 子どもをめぐるシステム あとがき
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