2020年01月13日

「地域の寄り合い所 また明日ー新しい時代の共生のカタチ」 太田美由紀 風鳴舎

高齢者も 子どもも 障害のある人も 住みなれた町で 
ゆるやかにつながりながら 安心して生きて行きたい・・・。

たいていの人が願うこんな「あたりまえ」のことが、なぜ、できなくなっちゃったんだろう?
人と人の間に線を引いて、「はい、あなたはこちらね」「君はあっちだよ」と分けるようになっちゃったんだろう?

法律や行政は、ある枠に入るかどうかを見定めて、入ると決まったら給付を行い、入らない人には「自立できるんだから、自分でがんばってね」と言う。

税金で回していることだから、それは、ある程度しょうがないことだけど、行政の担当者の中にだって、ほんとは、これではいけない、何とかしないと、って思っている人は多いはず。


この本を読んで、今の日本ではムリなのかな?と思っていたことを、実現している「場」があるというだけで、少し将来に希望が持てる気がしてきました。

小金井で、民間アパートを改造して、一つ屋根の下で介護保険、地域福祉、子育て支援の三つの事業を行っているNPO法人「地域の寄り合い所 また明日」のルポです。


「地域の寄り合い所 また明日ーー新しい時代の共生のカタチ」

   太田美由紀  風鳴舎  2019年12月20日発売

発売1カ月たたないうちに、早くも重版。

ここで、長々と私が感想を書く必要もありませんが、一言でいえば「みんなでいっしょにやって行こうよ、楽しいよ」ってこと。

地域福祉の試みの先進として、注目され、あちこちで紹介されているそうです。
たとえば 東京ホームタウンプロジェクト の中の 多世代交流プログラムの中で。
 風鳴舎のプレスリリース記事の中で。

おじいちゃん、おばあちゃん、赤ちゃん、スタッフ、訪問者たちの とびっきりの笑顔の写真が、ここが「よい居場所」であることを示しています。

「すごい人がいるなぁ」
「すごい所があるなぁ」
「うちの地域ではムリだわ」
で終わらせず、
自分の住んでいる地域で、どうやったらこういう場所ができるのか、考えて行けたらいいな、と思います。

posted by 中川信子 at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | お勧め書籍案内
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