ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

今季初めて「ほぼ0度」を体感。
昨夜(11月18日)から北海道・河東郡上士幌町にいます。
上士幌は、帯広空港から1時間半ほど北に上がったところ。広い広い農業の町です。以前、遠軽から帯広に行く時に通りましたが、走れども、走れども、終わりにならない町、という印象でした。
上士幌町では18日夜の部(関係者向け) 19日午前の部(保護者向け)の講演に来ました。

古くから知っているF先生からの声かけだったことと、北海道大好き人間であるため、少々ハードスケジュールでしたが、やって来ました。

ハードスケジュールというのは、11月13,14,15と、長野県の下諏訪市、長野市、飯田市で3連続講演を終わった直後になってしまったからです。
長野でも、各自治体のいろいろな取り組みに触れ、とても勉強になりました。
いろいろなもの、特に、リンゴが美味しかったですし。

長野は寒い準備をしていったのに、拍子抜けするような暖かさでしたが、北海道は、予報通り一桁の気温。東京では動くと汗ばむほどでしたが、帯広空港に降りると、5度との情報のとおり、すっきりした寒さ。コートを着て来た甲斐がありました。空気の深さもちがい、思わず深呼吸しました。

講演は夜6時半開始にもかかわらず、会場いっぱいの方たちが、町内からも、近郊からもおおぜい来て下さり、感謝でした。近郊と言っても1時間車を走らせるの当たり前の北海道感覚。8時半に終了してからお家についたのが10時過ぎた方もいらっしゃったことでしょう。

最近は、幼児期の心の根っこが育つことの大事さを感じることがとみにふえたので、そんなことも含めてお話をしました。
育てにくかったり、「ふつう」と違うということで、叱られることの増える発達マイノリティの子どもたち。だからこそ、どうしてそういう行動が生まれるのか、生理的(脳の働き方)に由来するどうしても「そうなってしまう」子どもの側の事情を理解し、叱らずに教える対応の大切さを、もっともっと多くの人たちに知ってもらいたいと思います。
そういう接し方は、発達マイノリティに属さない多くの子どもたちにも当てはまることなので。

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