ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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pdfはこちら⇒⇒  気仙沼研修会 pdf.pdf


子どもの発達や地域支援にかかわるSTは、STの世界で極めて少数派で、肩身の狭い存在です。
でも、「子どもの発達支援を考えるSTの会」では700名近い全国のお仲間たちがメーリングリストでつながっていて、言いだしっぺである私自身と、会員とのより所になっています。

私もトシを感じることが多くなり、いっしょに会を立ち上げた同級生も徐々にリタイアの方向。会の維持ができるかどうか危ぶまれましたが、若い会員の方たちが力強く「続けましょう!」と言ってくれて、継続の見通しが生まれました。

そんな、私にとって、いちばん大切な会の今年度の研修会が予定されています。


日時 11月28日(土)午後から 11月29日(日)昼まで。
◆場所  気仙沼市 海の市 コミュニティスペース

◆テーマ 「子どもSTに求められるもの
         〜〜被災地支援から見えてきた療育の未来〜〜」

28日(土)のプログラム(講演、シンポジウム、ひかり場体験会)は、会員外の方も参加できます。
興味ある方のご参加をお待ちしています。
申し込み締め切りは27年10月25日です。

詳細は「子どもの発達支援を考えるSTの会 研修会」 をご覧下さい。

この研修会が企画されたいきさつは以下のとおりです。
2011年3月11日の東日本大震災で、各被災地の療育施設は津波で流されたり、破損したりなどの大きな被害を受け、療育の継続が危ぶまれる状態でした。
子どもST会員の中から被災地に何かできる支援はないだろうかとの声が上がり、会として募金を始めました。
 そして、各被災地の療育施設に教材などの物品の寄付からはじめたのですが、もともとSTがほとんどいない地域だったこともあり、募金を原資にして、子どもSTの会の会員を定期的に派遣することになりました。
大阪から、名古屋から、東京から、「行きます!」との声があがり、交通費を会で負担して、気仙沼、陸前高田、釜石の療育機関等へのST派遣を続けてきました。

今は、会としてのST派遣は終了しましたが、当時のご縁で、いまだにST支援は続いています。
そんな被災地支援から見えてきた多くのことは、STという仕事そのものを問い直し、今STに求められていることは何かを考えるための貴重なきっかけであるように思います。
今回の研修会は、そのような問題意識から、企画されたものです。 
ごいっしょに考えることができれば幸いです。

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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