2014年12月08日

『発達障害の再考』汐見稔幸監修 

発達障害の再考.jpg右を向いても 左を向いても、発達障害、発達障害。
確かな診断を! 理解を、そして、支援を。
こういうやり方が有効だ………

どれも間違ってはいないし、必要な情報なのでしょうが、でも、何かがおかしい………という違和感がぬぐえません。

この本の前書きにはこうあります。
「発達障害」は今や一般用語になりつつあります。「発達障害者支援法」ができ、「特別支援教育」が始まり、「早期発見・早期対応」が叫ばれる世の中ですが、では、この社会は、発達障害を持つと言われる人たちにとって、以前より生きやすい社会になっているのでしょうか?そもそも、発達障害を持つと言われる人たちは、本当に「早期に発見され」「早期に支援され」なくてはならない人たちなのでしょうか?そこに、多様性を忌避するこの社会の歪みを感じるのは私だけでしょうか。   (中略)
8人の素敵な講師の方々が、以上のような疑問について、真摯に向き合い語って下さいました」

講演記録をまとめてできたのが、本書です。

 

『発達障害の再考』
  〜〜支援とは? 自立とは? それぞれの立場で自分にできることを問う〜〜

白梅学園大学子ども学研究所 編集発行
汐見稔幸(監修  
市川奈緒子(責任編集
発行:風鳴舎   
発売:新日本教育図書(株)
価格 1800円+税    2014年10月発行 

出版舎HP  http://fuumeisha.co.jp/2014/10/24/407/

著者と内容は以下の通りです。

【著者と内容】

●再考1発達障害である前に、ひとりの子どもである
田中康雄
井桁容子   

●再考2療育訓練の前に、子育てがある
尾崎ミオ
山本芳子

●再考3特別支援教育と『普通の』教育は何が違うのか
阿部利彦
吉本裕子

●再考4『発達障害流行り』の背景にあるもの
汐見稔幸
品川裕香

 

胸のすく思いで読みました。
 

 

 

posted by 中川信子 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | お勧め書籍案内
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