ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

2013-09-06

 広島に行くついでに、新神戸に用事ができました(作りました)
久しぶりに、林やよいさんにお会いしておしゃべりしたいとの願いもかないました。
私の本の多くに挿絵、カットを描いて下さっている林さんとのおつきあいの始まりは、ぶどう社の「1,2,3歳ことばの遅い子」(1999)でした。
もう14年前なのね、と二人でびっくりし、感激しました。

ある程度の原稿ができた時点で、ぶどう社の編集の方が、 「この方のカットを考えているのですが・・・」と見せていただいたカットにひと目ぼれ。一も二もなく「お願いします!」と言ったのが始まりでしたっけ。

脳の電線と電球の絵といい、いろいろな速度で伸びる球根くんたちといい、「それ!そのとおり!」という挿絵が次々と生み出されるのは、不思議としか言いようのない経験でしたし、今もそうです。


最新刊の「生まれたときからことばを育てる暮らし方」(保健同人社)の時は常識ではありえないスケジュールだったのですが、二人だからがんばれました。

そうそう、「1,2,3歳ことばの遅い子」と言えば、今話題の水曜ドラマの「Woman」(満島ひかりさん主演)に映っていたそうですね。子ども家庭支援センター?のスタッフの方にの息子の「りくくん」のことばが遅いのではないか、相談してみては? と勧められる場面で、「バッチリ映ってましたよ、本の名前も、著者名も。」って保健師さんや、保護者の方や、友人やら、いろんな方に言われます。

心配をあおるような場面で小道具に使われるような本じゃない!!」 って、プンプン怒ってくれる人も数人いました。

私はそのn場面を見てないので、よく分かりませんが、ほんの短い場面だったらしいのに、こんなにいろんな人が見てるんだ、そして、私の本に注目してくれてるんだと、ちょっとうれしいような、恥ずかしいような気分。

ことばが遅くても、なるべく心配せずに、必要なことを淡々とやりながら、過ごしましょうね、というメッセージをこめたつもりの本ですが(もちろん、障害かもしれないときには早めに相談しましょう、そして、こういうふうに接しましょう、とは書いてありますが) 見方によっては、心配になる本でもあるのね、と、新しい発見でした。

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