年末年始にわたって、「一般社団法人 社会的包摂サポートセンター」が中心となって行っている「よりそいホットライン」の活動がいろいろな新聞やマスコミで紹介されたのを耳や目にした方も多いのではないでしょうか?
「どんな人の どんな悩みにも よりそって 一緒に解決の方法を探します」というホットライン。
釧路で「生活支援ネットワークサロン」を立ち上げたあと、今は、全国を飛び歩いている日置真世さんも、この「よりそいホットライン」創設にあたっても、大きな働きをされました。
彼女によれば、「≪よりそいホットライン≫も空前の電話相談事業になってしまい、毎日3万コールがかかってきて、そのためフル稼働しても3%に満たない接続率というありさま」だそうです。
「人とのつながりやコミュニケーションを求めて、必死に電話でつながろうとする人々の叫びを痛感しています。
おかげさまでかどうかは不明ですが、自殺率がぴったり電話相談が始まった翌月昨年の4月から着実に減少し、久しぶりに3万人を切りました。
因果関係は不明ですが、他に確実な要素が見当たらないこともあり、受けている現場の手応えとしてもかなり影響はあるものとは捉えています」とのこと。
実際、1月に発表された警察庁の統計によれば、24年度の自殺者は2885名減少したとのこと。
私も、昨24年2月に開催された「まじくるフェスタ in 府中」で、この「よりそいホットライン」の受け手研修の一環となる講座を一つ受け持たせてもらいました。微力ながら貢献できたのかな・・・・・・
「社会的包摂」とは聞きなれないことば。「社会的排除」に対する概念。
inclusive と言われれば少し分かりやすいかも?
このことばに関する説明も、上記「一般社団法人 社会的包摂サポートセンター」のHPの中に書いてあります。
「よりそいホットライン」も「社会的包摂サポートセンター」も、常に運営資金の募金を行っています。ご協力を <m(__)m>