年があらたまりました。
家族が欠けることなく、病人もなく、お正月を迎えられることは、奇跡のようにありがたいことだ、と毎年思います。
年末、世田谷に住む実家の母が少々体調不良になりました。
いくら元気とは言っても、92歳という年齢もあり、あわやと心配しましたが、無事回復し、「もう、今年はダメかと思った」というおせち料理も作ってくれて、例年通り2日に、家族で遊びに行ってきました。
母が「いただき物のカステラがあるから」、と年末から言っていたので、食後にコーヒーをいれて、さあ!と長方形のちょうどカステラの大きさの包みを開けると、なんと!おいしそうな大きな栗最中が入っていました。
みんなで「ぎゃ!」と一瞬うろたえて、でも、口々にいろんなことを言いました。
「包みの大きさは、まさにカステラそのものだよね」
「お店の人が間違えたんじゃないの?」
「下さった方の勘違いじゃあないの?」
「開けてみて、佃煮だったり、海苔の缶だったりすることを思えば、ずっとマシだよね」
「逆にさ、『栗最中です』って言われてもらって、緑茶をいれて、開けてみたらカステラだったとしたらどうだろうか?」などなど大笑いした挙句、結論的には「おいしい最中だ」「栗最中はコーヒーにだって合うよね」といいながら、ありがたくいただきました。
そんな、ありふれた日常生活も送りつつ・・・・
一方では、社会的に期待されることは大きくなり、自分としてやりたいこともふえ放題ではありますが(年々ADD傾向=多動系の傾向が強まっているみたいです)何もかもができるわけではありませんし・・・・。
年齢と、幕引きについて、いろいろ考えながらの新年でもあります。
元日に地元・伊豆美神社でいただいたおみくじのありがたい「おことば」を心にとめて、ほどほどに、でも、「わきめも振らず」「一心に」取り組みたいと思います (^_-)-☆
【おみくじの ありがたい おことば】
運気盛んにして事をなすによいけれど、万事細やかに気をつけて、一度思い定めたことはわきめもふらず一心になさい。何事も成功します。
【願いごと】 遅いが思い通りになる
【学問】 努力すればよし
【争い】 心和(やわら)かにして吉
【縁談】 心かわらねば叶うでしょう
世の中には、タナボタということはなくて、努力したり、心がけたりしないと実現しない・・との教訓なのでした。
やっぱりね。。。。。。。