今日はおもしろいことがありました。
用事があってさる所にお邪魔しました。何人か一緒に行きました。
着いた時、靴を脱いで上がるお部屋には、人が大勢集まっていました。
集まっていた方たちがお帰りになったあと、お話ししたり、いろいろ予定を済ませて、さあ、帰りましょう という段になって、あれぇぇぇぇ、私の愛靴(?)がない!!
とても、似たクツが一足残されているものの、大足の私にはゼッタイに入りっこない小さいサイズ。居合わせたお仲間たちと「ええっ〜〜〜」と驚愕し、その場の方が心当たりに問い合わせてくれたりしましたが、残念、真相は分からず。
「大は小を兼ねる」って言うから、きっと、私のクツを履いて帰った「小足」の方がいたのではないか、というのが、みんなの推理でした。ブカブカだったんじゃないかな、転ばずに帰れたかしら・・・・。
で、その会場に備えてあった花柄のかわいらしいサボ風のサンダルをお借りして、帰りました。
久しぶりに通る、多摩センター。
狛江よりずっとにぎわっている大きな街。
多摩センターにはデパートもあり、その中のクツ屋さんで、同じ型のクツがないかと探しましたが、残念、ありませんでした。
お店の方が足元をジロジロ見るわけでもないでしょうが、何となく「足元を見られている」ような気がしてそそくさとデパートを後にしました。
ズボン姿のオバサンがかわいらしいサボ、ってのも、ちょっと・・・ね。
おかげで、ムダな買い物をしないですんでよかった!
クリスマスセールとて、いろんなきれいなものが一杯あったんですけど。
私が最近愛用しているのは「ヨネックス」の「パワークッション」です。
歩くのが大きらいな私ですが、これにめぐり合って以来、次の一歩が勝手に前に出る、という感じで、歩くのが苦にならなくなりました。
えんえん長い羽田空港内通路だって、新幹線のホームだってスタスタ歩けますから。
とても履きやすいので、この一足だけを履き続けていて、だいぶクタビレテ来ています。今朝、家を出るときに、「この靴もだいぶクタビレテ来たから、そろそろ次の一足を用意しておいた方がいいかも・・・・」とチラッと思ったのでした。
クツくん、私の心を声を察して、「ふん! じゃあ、よその家の靴(カ)になるからいいもん!」っていなくなっちゃったのかな、と、ちょっと反省しました。
靴クン、帰ってきてちょうだい。
ボロボロになるまで大事にするから (^_-)-☆
足元を固める」って言いますが、足元は大事。
足に合った靴は、歩きやすいだけではなく、気持ちも安定します。
普段着姿とはいえ、この季節に、つっかけ姿で電車に乗るのはちょっと気が引けることでした。
が、とても、興味深い体験でもありました。
つまり、こちらがいくら「気が引けて」いても、周りの人は、多分、ほとんど気にしていないだろう・・・・ということ。
もう一つ、思い出したことがあります。
中学一年生の新学期始まってまもなく、登校すると、下駄箱に上履きが見つからず頭が真っ白になったことがあります。
その時は、五十音順で私の隣の下駄箱の主がそそっかしく間違えただけのことでしたが、「靴がない」って、途方に暮れる体験でした。
中学生の時には、途方に暮れて、ほとんど泣きそうになりましたが(確か先生に言って、先生がクラスにきいてくれて見つかったのだと思います)、今回は、「まあ、そういうこと、あるよね!」程度で、全くうろたえることはありませんでした。
長く生きてきて、成長したんだな(?)と、実感しました。
いえ、単に、面の皮が厚くなっただけかもしれませんけどね。