ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

9月29日、「NPO法人エッジ」の藤堂栄子さんを狛江にお招きして、「読み書きの苦手な子どもたち〜〜ディスレクシアの理解と望ましい対応のために」を開催しました。

おもしろおかしくわかりやすい講演のほかに、参加者で疑似体験の時間もありました。
難しい文字を書き写すとか、短時間に複雑な図形を写すとか、いろんな課題が出され、しかも、藤堂さんが、わざと、とはいえ、「まだわからないかなー」とか「あと一分ですよ」「急いで、きちんと」「笑ってる場合じゃないでしょ!」など、焦らせるような、意地悪な突き放すようなことばをかけるので、とてもメゲる気持ちになりました。

そのあと、参加者がグループに分かれて「どんな気持ちになったか」「どうしてほしかったか」「先生(役の藤堂さん)のイヤな行動」などを話し合い、80名弱の参加者は、大盛り上がりでした。

学習全部が遅れているわけではなく、できるできないの差が大きいので、「怠けている」「ふざけている」「がんばりが足りない」と誤解されがちな、発達凸凹や、ディスレクシアの子どもたち。
小中学校の巡回相談でも、クラスに何人かは、必ず、どうやら読み書きで苦戦しているらしい児童生徒がいます。

学校の先生方に、一番聞いてほしいお話でしたが、先生の参加が少なくて残念でした、でも、参加された保護者から「子どもの苦しさがよく分かった」という感想もあり、実り多い講演会でした。

終了後、「サポート狛江」のメンバーと、藤堂さんとでお茶を飲みながら、いろんな話をし、互いの凸凹ぶりをシェアし、喜び合いました  \(◎o◎)/!

「私なんかね!」と、自分のやらかした失敗や、不得意なこと、子ども時代にどんなにヘンな子だったのかを、自慢しあえるのは、こういう団体ならではの楽しさです。

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