9月8日、南魚沼市(新潟県)の「子ども若者支援ネットワーク形成のための講演会」に行ってきました。
主催の「子ども・若者育成支援センター」が教育委員会内に設置されているというのもうらやましいことで、勉強したかったし、相方(?)が、「発達障害の子のいいところ応援計画」(ぶどう社)等で有名な阿部利彦さん(現・星槎大学)なのも楽しみで、行きました。
案の定、「子ども・若者育成支援センター」は、市内の保健師さん、保育園、学校と連動しながら、とても積極的な動き方をしており、100人以上の来場があって、あちこちで「やあ、こんにちは」といったあいさつが交わされていることから見ても、日常の連携が、スムーズに働いているんだなぁ、と思わされました。
阿部先生のお話は、抱腹絶倒がらみ、でも、発達障害や、かもしれない子どもたちへの理解のまなざしを広め、深めるものでした。
めでたく卒業していくことになった子が、最後に阿部先生に残したということばも、「そういう子、いるよねぇ」と、つくづく感じました。つまり、「フツウ」だったら「先生、お世話になりました。ありがとうございました」とでも言って別れて行くような場面で、「先生も、いい仕事しましたね!」と言った、という・・・・(笑
会場の「南魚沼市ふれ愛支援センター」は、大河ドラマ「天地人」に出てきた直江兼続(かねつぐ)の居城近くとかで、落ち着いたたたずまいの場所でした。
越後湯沢から会場もより駅の六日町までは上越線でゴトゴト行ったのですが、線路の周囲は田んぼが広がり、黄金色一色。まさに、「黄金色の」「たわわな実り」ということばがぴったりでした。
来週あたりから、稲刈りが始まるとのこと。
刈り取られた稲が「米」になると、「魚沼産コシヒカリ」になるんですね。
日ごろ、東京ばかりにいてバタバタしていると実感できませんが、この国は「瑞穂の国」なんだなぁ、と思いました。