紅茶が好きです。たっぷりのミルクで「あ〜 おいしい〜」というのが至福のひととき。
最近、紅茶やコーヒーを飲みすぎないように注意しているので、なおのこと、おいしい紅茶はしあわせのもと。
おいしい紅茶といえば、釧路空港で飲んだミルクティーは最高でした。
数年前の冬、講演を終えて、雪の中をすいすいと釧路空港まで来てみると、なんと! 東京が積雪のため、羽田行きは欠航になるかもしれないとの掲示。ええ〜〜、うっそ〜〜〜。
釧路は積雪30センチでもすべての交通機関はすいすいなのに、東京はたった5センチやそこらでアウトとは。
最終便ですから、飛ばないと決まったら、空港で寝るか、釧路市街まで引き返してもう一泊するしかありません。
ガックリしながら、空港内のカウンターでミルクティーを頼みました。熱々で、ミルクの味がたっぷりして。
これほどおいしい紅茶は、生まれて初めてだ!というくらい感動しました。
2時間ほど待って、結局、飛行機は飛ぶことになったので、その日のうちに雪の東京に戻ることができました。
何年かたって、再度釧路に行くことがありました。
あの時は、危機的状況だからものすごく美味しく感じたのかも・・・・と思いつつ、また、同じお店でミルクティーを頼みました。
同じようにおいしかった〜〜、うれしかった〜〜〜。
家では、もっぱら「ウィリアムソン&マゴー」という銘柄の「ピュアアッサム」でミルクティーをいれていました。ところが、最近、この会社のピュアアッサムがどこにも売ってないという悲劇。
やっとのことインターネットで探し当てたのですが、どこの店も売り切れ、入荷予定なし。
とっても残念です。
しょうがないので、いろんな銘柄の紅茶を試して、よく似た味のを見つけたものの、どうしても、なれ親しんだ味と比べてしまうので、気に入りません。
こういうのを「こだわり」って言うのね、と思いつつ。
お米とか、しょうゆとかには、強い「こだわり」はないので、助かります。
食べ物のことごとくにこういった「こだわり」があると、その特定の銘柄を探しまわるのに、ずいぶん時間がかかるでしょうからね。