ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

 先週の土曜(11月26日)に、柳川市で開かれた「ことばと発達の子育て支援講演会」に行きました。
主催は、STのYさんが中心となって活動している「柳川ことばの発達支援グループ」です。

健診後の相談に、ST(言語聴覚士)を入れてくれたら、必要な支援にスムーズにつないであげられるのにな・・・と思うのは、子どもの発達にかかわるSTには共通の思いで(と言っても、全てのSTがそう思ってるわけではありませんが)その意気に感じ、人寄せの役に立つならとの思いでお引き受けしました。

柳川は、琴奨菊関の出身地。場所中は、毎日(勝つと)花火が上がるというので、楽しみにしていましたが、残念ながら、負けてしまい、花火は見られませんでした。

講演会場で、「小さく生まれた赤ちゃん(低体重出生児・未熟児)のための親子の会  Nっ子クラブカンガルーの親子」の写真展示も行われていました。

ちなみに「Nっ子」の「N」はNICU(新生児集中治療室)の略だそうです。保育器の中のNっ子ちゃんたちは、実にけなげです。

私も未熟児の母だったことがあります。しかも、二人とも!!
お医者さんには「助からないかもしれないから最悪のことも覚悟しておくように」と言われるし、まるまる太った赤ちゃんを抱いて、嬉々として退院する大多数のお母さんたちに対して、こちらは、保育器に子どもを残し、一人でひっそりと退院です。
何とも悲しい思いがしました。

息子たちは、今や、そんなことも忘れてしまうほどの大人になりましたが、小さく生まれた赤ちゃんたちの写真を見て、そのころのことを思い出しました。
あの時は、ほんとに辛かったけれど、そういう思いをしたことは、今の私に、とても役に立っているなぁと感じます。

前日に柳川入りしたので、主催のYさんに、近隣自治体の保健センターに連れていってほしいとお願いして、自主的研修をもくろみました。
それぞれの自治体で、県や市の保健師さんや助産師さんも、子育て支援のスタッフも実にがんばっているのが分かりました。
全国いたるところ、「子どものために」と前を向いている人たちがいることに感動しました。

感動といえば、お訪ねした大川市は、家具の一大産地だそうです。市役所のデスクも、カウンターもベンチも、今どき珍しい木製でした。とても落ち着く・・・・・いい感じ。

実は、出発する前に、ネットで整理タンスを検索して、価格的にも、デザイン的にも、品質的にも、いちばんよさそうなのを注文したら、それが大川の家具でした。
安い海外産に押されているけれど、健闘しているそうです。

筑後川をいかだを組んで材木を上流から流したこと、もともと船大工が多く住んでいたことが家具生産につながったのだ、と、保健センターで教えてもらいました、ガッテンガッテン。

帰宅したら、家にタンスが届きました。作りは(クチコミ情報で選らんだのですから)もちろんしっかりしていますが、それより何より、きちんと、ていねいに梱包してあったことに感動しました。
担当の人が、心を込めて、大切に発送してくれたんだなーーと感じられました。

大切に使おうと思っています。 

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