このところ、時々紹介している日置真世(ひおき・まさよ)さんのブログ「新・サロン日記」には学ぶことがたくさんあります。
昨日も、自分自身のモノゴトに向かう姿勢を深く反省させられるようなできごとがあり、あれこれ考えていた時、またまた、日置さんのブログのことばに行き当たりました。
私よりずっと若いのに、この方の「コトバ」と、その背景にある力には、本当に感心させられます。そうだ、私も、立ち止まらずにススメ! と気を取り直しました。
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新サロン日記 9月23日 「無知の知」
http://ameblo.jp/n-salon
「この間、いろいろな分野で様々な困難の状況にある人たちを支えている方たちに会っていますが、それまではよく知らなかったことがたくさんわかってきます。
けっこう、いろいろなことを見聞きしたり、知る機会、学ぶ機会があって、それなりにいろんな現実を知っていると思っていましたが、所詮、自分が知っていることなんてほんのちっぽけなことなのです。
何でも知っている、これだけ知っているなんて思ってしまったら、人を応援する仕事なんかできないのではないかと私は思うのです。
ソクラテスの「無知の知」とは実にすごい言葉です。人間は何もかもすべてを知ることなんかできないのです。
それをあたかも知っているかのように思ってしまえば視野が狭くなったり、思いこんでしまったり、対等な人間関係を結べなくなったりします。
以下略
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あれがない、これがない、誰の責任だ? 行政が悪い、 と言っていないで、ないものは自分たちで作りだす!! 日置さんと彼女の仲間たちは今までずっとそうしてきましたが、今後の活動が、さらに楽しみです。
日置さんたちとのコラボの「まじくるフェスタ」を東京・多摩地方で来年2月に開こうという話があるのでなおのこと、です。
◆NPO法人 地域生活支援センターネットワークサロン
◆地域起業創造センター まじくる
◆地域パーソナルサポートセンター えにぃ
「えにぃ」は、内閣府モデル事業を受けて運営されていますが、全国に(福祉分野で)この「パーソナルサポートシステム」の取り組みが広がることを、私は待望しております。
高齢者分野では「あっ!」という間に、ケアマネジャーという、一人の人をマネージする制度ができたのに、障害分野では、遅々たる歩み。保護者の負担はちっとも軽くなっていない現実。
必要だから作っちゃえ! には、えらく大きなエネルギーが必要だと思います・・・・・。誰にでもマネできることじゃなく。