
『特別支援教育のための 言語・コミュニケーション・読み書きに
困難のある子どもの理解と支援』
大伴潔 大井学 編著
学苑社 3000円+税
題名どおりの内容の本です。現役のST(言語聴覚士)も各節を分担執筆しており、きわめて具体的な例や工夫が掲載されています。
どの部分も子ども理解に役に立つと思います。理解できれば、支援の方策はおのずとわかるはずですし。
特に、第三部「読み書きの発達とその障害」は、さすが!でした。
学校の巡回相談の折りに、「字が汚い」とか「漢字を書けない!」とか先生方に「努力が足りない!」ととらえられてしまっている、あの子、この子のために、先生方にこの本を読んでいただければな・・・と思いました。
、