『ことばの育ちに寄り添って 小さなスピーチクリニックからの伝言』
渡邉倭文子 コールサック社 1500円
http://www.coal-sack.com/02/Copy%20of%20index_shinkan3.html
ST資格の影も形もなかった1958年から言語障害・発達支援の道をひとすじに歩んでこられた渡邉先生の足跡が本になりました。
序文でも書かせていただいたのですが、STの養成が整備され、知見は広がり、知識も、スキルも大きく広がった反面、子どもとその保護者にどう寄り添い、長い時間を共にすごすかという覚悟(とでも言うべき構え)に欠ける若いSTの方たちも増えていると感じています。
障害のある人たちを、幼児期から青年期、成人期を通して「支える」「共にある」というのはどういうことなのか。ST以外の方たちにも、おすすめです。