STと臨床心理士の両方の資格を持つ友人が教えてくれたSCERTS(サーズ)モデルについての情報です。
SCERTS(サーツ)は、 次世代の自閉症支援の方法と目されているもので
SC(Social Communiction)社会コミュニケーション
ER(Emotional Regulation)情動調整
TS(Transactional Support)交流型支援(家族中心・専門家連携による支援)
の頭文字を取った造語。
自閉症の人たちに対する包括的支援のための新しいフレームワークを示したものなのだそうです。ちょっとワクワクします。
のぞみ発達クリニックの東敦子先生のブログに紹介されていたので、興味のある方はこちらをご覧になるといいかと思います。
公開講座に合わせて、本も出版されたそうです。
「SCERTSモデル 自閉症スペクトラム障害の子どもたちのための包括的教育アプローチ」
プリザント他 日本文化科学社 8400円
「自閉症、それ、何とかメソッドだ」、というのではなく、人生全体を見通しながら、当事者と家族がラクに生きていけるように支援すること。 時代は明らかにそちらに向かっているのに、なかなか方法論がなかったために、サーツに対する、期待が高いのだと思いました。公開講座への参加者は360名もおられたそうです。