2010年05月12日

「奇跡のリンゴ」 石川拓治  幻冬社

 『奇跡のリンゴ 〜〜「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録〜〜』
     石川拓治    著
     NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」製作班 監修
     幻冬社   2008年8月     1365円

 

 「浦河 べてるの家」の向谷地さんの本に紹介されていたので読みました。
 りんご農家・木村秋則さんは2006年12月、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介されました。
  農薬も肥料も使わずにたわわにりんごを実らせる。しかもそのりんごのおいしさはたとえようもなく、しかも、二つに切った状態で2年たってもしぼむだけで腐らない・・・・
  従来の農薬頼みのりんご栽培の常識では絶対に考えられなかった農法でのりんご作りを目ざした木村さんの8年間の苦闘と、そこから導き出された農の姿、“いのち”の本質・・・。

 木村さんは言います・

「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。人間もそうなんだよ。人間はそのことを忘れてしまって、自分独りで生きていると思っている」と。

 深く納得させられ、同時に、「でも、私には何ができるのだろう?」と、自分の生活や仕事のことを振りかえらずにはいられませんでした。

 木村さんへのインタビューや、木村さんをモデルに製作された映画「降りていく生き方」、主演の武田鉄矢がリンゴについて語っている映像などもyoutubeで配信されています。
  http://www.youtube.com/watch?v=20hBLoLCOMY&feature=related

  

posted by 中川信子 at 01:20| お勧め書籍案内