『日置真世の おいしい地域(まち)づくりのためのレシピ50』
著者 日置真世
発行 全国コミュニティライフサポートセンター
発売 筒井書房
北海道の釧路には名物がたくさんあります。
「マザーグースの会」しかり、「えぷろんおばさん」しかり、「ネットワークサロン」「ゴキゲン子育て」「小児科医の堀口貞子さん」そして、そして・・・・・。
この本の著者の日置さんも、もちろん、名物中の名物と言っていいと思います。
日置真世とは何か? ご本人の言によれば「所属は地域、肩書きは地域コーディネーター」。 今は、地域の底力について、大学で研究中です。
障害のある娘さんと一緒に暮らすことを通して、「地域」に深く切り込んでいった日置さんがたどり着いた境地は「課題を宝に変えて地域づくりをするのなら、地域経済が抱えている課題も福祉の発想を取り入れてやってみよう。それはけして、非現実的なことではなく、おもしろく重要な示唆を含んでいる方法だと思うのです」
「障害」を入り口として、結局それは「まちづくりの本質」とつながるものになって行きました。 私もささやかながら、「わが町」に根ざすとはどういうことか?考え、体を動かす中で、日置さんと全く同じように考えるようになったので、とても共感しました。
「地域に軸足を置くと、元気で、楽観的になれるよ!!」と、私も言いたいです。