ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

  特別支援教育巡回相談のチームとして、狛江市内の小・中学校を回っています。   最近お尋ねした小学校は、ちょうど息子二人が卒業した学校で、しかも、クラスまで同じでした。チョロチョロしたり、先生の質問にだしぬけに答えてしまったり、イスをガッタンガッタン揺らしたり、ハイハイ!と手を挙げるのに当てられるとモゾモゾして答えられなかったり・・・。

  「そういうこと、あったよなぁ」「そういう子、いたよなぁ」「うちの子も、ちょうどあんな具合だったなぁ」と、25年も前のことを思い出しながら、なんだか、タイムスリップしたような気分でした。

  泣き虫だったり、おこりんぼだったり、勉強が苦手だったり、かけっこが速かったり、いろんな子がいました。いろんな先生の影響を受けながら、6年間一緒に過ごし、さらに中学校でも一緒に育ち、それぞれにりっぱな大人になって行きました。わが息子たちもいろんなエピソードをたくさん残してくれました。

 そういえば、息子が1年生の体育の授業参観のとき、マット運動だったか(?)に全然参加せず、体育倉庫に隠れて出てこなかったことがありました。
 先生に「いつもあんなでしょうか?」と聞くと、「だいたい、あんな具合ですよ、でも心配いりません、そのうち出てきますからね」とのこと。
  「ええーーっ? 大丈夫なの?」と心配でしたが、先生のおっしゃるとおり、「そのうち」出てきて、時間の後半には、何食わぬ顔で参加していました。 

 そんなことがあれこれ思い起こされて、ついつい、ニヤニヤしながら、クラスと授業の観察をしていました。子どもたちは、本当にかわいいです。

  先生たちは、昔も今も変わらず、勉強を教えるのが好きで、育ちゆく子どもたちを愛しています。この国の未来は、この教室の中で作りだされているんだと実感します。  教育予算を増やし、もっともっと子どもたちと直接かかわれるよう、先生方の負担を減らしてあげたいものだ、とつくづく思います。

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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