ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

  1月21日、沖縄・宜野湾市で「沖縄県母子健康大会及び母子保健推進員研修会」が開かれ、私は講師として参加しました。  出発した日は東京もとても暖かでしたが、沖縄は、それに輪をかけて暖かかったです。以前、2月に冬用のコートを着て沖縄に行ったばっかりに、ヒドイ目にあった覚えがあったので、薄着を心がけましたが、それでも、昼間に道を歩くと汗ばむほどでした。

 母子保健推進員さんの活動は地域によって、盛んなところと、あまり活発じゃないところがあります。関心のある方は、ネットで調べるといろいろヒットします。
  略称は「ボスイさん」です。このほかに「愛育班」という活動もあります。おなじような活動内容ですが、成り立ちが少し違うのだそうです。

  前記の大会には、知事あいさつや、宜野湾市長あいさつが予定されていましたが、お2人とも基地問題で東京に行っておられて、代理の方の参加でしたが、これがとてもうれしい話の始まりでした。

  控え室で、型どおりの名刺交換をしたのですが、県議会副議長さんが私の名刺を見てすぐに「ああ、コマエにお住まいなんですね、よく知ってますよ」とおっしゃるのです。

  全国的には、「狛江」と言う字を見てすぐに読める方は少なく、「あのー、何て読むんですか?」とか「あのー、何県ですか?」と聞かれるのが常です。まれに「コマエですね」と読んでもらえたり、「小田急線ですよね」と言ってもらえるともう、舞い上がってしまいます。

 そこへ遅れて入ってこられた副知事さんも、「コマエなんですね、ぼくもよく知ってますよ、住んでいたんですから」とのこと。「ええーー !」と感激して、思わず声が上ずってしまいました。

  よくお聞きすると、副知事さんも、県議会の副議長さんも、沖縄の学生寮にいたことがあるとのこと。確かに、狛江には、沖縄県の学生寮があります。狛江市内でも世田谷区に近いところで、住所は岩戸北、です。

 実は、その寮の真向かいに、おいしい自然酵母のパン屋さんがあります。
狛江市子ども家庭支援センターの帰りに、たまたま通りかかって買ったパンがおいしかったので、時々寄ってパンを買っています。
そのときに、「あれ、沖縄の学生寮がこんなところにあるんだ!」と思ってみたことがありました。 。「南灯寮」という名前の寮です。
  沖縄県の資料によれば、関東地方にある沖縄県の男子学生寮は狛江と千葉県習志野市とにしかないみたいです。光栄なことです。
ちなみに女子学生寮は世田谷区にあるそうです。

  副知事さんと、副議長さんと私の三人で、しばし、狛江のことや、学生寮にいたころの思い出話で盛り上がりました。   この日は、ホテルから会場までの道のりに付き合ってくださった健康増進課の担当者も、ご友人がSTだそうで、マイナーなSTの仕事の内容を説明せずに済んでとても幸せな気持ちになりました。

  そしたら、今度は、北海道から狛江出身のC先生の話題が飛び込んできました。釧路に住む友人の小児科医・堀口貞子さんのホームページ「コロボックル通信」に、そのことが載っています。
 早速感激メールを堀口さんに出したところ、何度かのやりとりがあって、この話題の中心のCさんのご両親は、私の狛江の知人や友人たちと、浅からぬ仲だということが判明しました。いやーー、小さな狛江ならではの人の縁。
  Cさんも、狛江のことを大好きで、狛江のことを知っている人と会うととてもうれしい、とおっしゃっていました。
「地域」で、人との縁の中で、人は生き、生活し、育てられるんだなーとつくづく思います。

  沖縄から帰ってすぐ、今度は雪の新潟(三条市)に来ました。 三条市でもいっぱいすごい人たちと出会いましたが、それはまたの機会に。

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