家の建て替えを始めたことは前に書いたと思いますが、今週は地鎮祭を行いました。 テレビや写真では見たことがありましたが、「見る」と「やる」とは大違いで、いろいろ面白かったです。
まずは、神主さんが奏上してくれる「祝詞」って、分かりやすいんだな、っていうこと。「木の香のナンたらの新しい家にナンたら」とか、意味の理解できることばがちりばめられていて、何しろこの儀式全体として、家を作るにあたっての無事と、幸福とをお願いしますよ、という意味なんだな、ということがよく分かりました。お寺でお経を聞くときとはちがって。
やっぱり「分かりやすい」って、大事なことだな、って思いました。
それから、「クワ入れ」とは言いますが、ほんとに小型木製の鍬で「えいっ!えいっ!えいっ!」と声を出して3回鍬を入れるのでした。夫が鍬でやったあとは、施工業者さんが今度は鋤(シャベルみたいな形の)で砂の山に鋤を入れるのでした。
お札みたいなものを地面に埋め、棟上げのときにもう一つのお札を棟の上に貼り付けて、地面と天井の両方向から家を守るのだそうです。何だか心強いです。
昔から伝わる数々の安心の仕組みって、「だからどうした?」と言えばそれまでですが、何だか安心・・・って無形の影響があるのかな、と思いました。