この夏の休日は、すべて、自宅の建て替えに伴う仮住まいへの引っ越しに費やしてしまいました。すぐそばに仮住まいを借りたのがよくもあり悪くもあり、で、なかなか最後の仕上げまでたどりつかず、ひと月以上かかって、旧宅はほぼ空っぽになりました。ふぅ (-_-;)
そんな事情があって、夏の遠出の講演依頼の多くは、事前にお断りしたのですが、北海道からのご依頼だけは二つ返事でお引き受けし、8月の20、21、22は、十勝に行っていました。十勝地方の「ことばの教室」の先生方の集まりと、その近くの「ことばの教室」の親の会主催の集まりでお話ししてきました。
「ことば・きこえの教室」の全国組織は「全国難聴言語障害教育研究協議会」(全難言協)です。
http://www2.plala.or.jp/nangen/
同じ思いを分かち合う親ごさん同士の支え合いの力には、いつも感激しますが、今回も、最終日、親の会の方たちと一緒にお昼ご飯を食べながら、自分の子どもの保育園時代を思い出しました。当時、親同士も仲がよくて、休日は、誰か彼かが遊びに来て家の中を走り回っているか、または、誰かの家に遊びに行って留守だったりして、まるで15人の子どもを中心にした大家族みたいでしたが、そのころのことを思い出し、本当に楽しかったです。
「子ども“たち”を、大人“たち”で育てる」ということの大切さを、あらためて痛感しました。
もちろん北海道は涼しく、大地は広く、食べ物はおいしく、人は親切で「やっぱり北海道はいいなー」と思いながら炎熱の東京に帰ってきました。 また、十勝地方の支援者と言われる方たちの「こころざし」の熱さと深さには、あらためて感動し「すごいなー」「私ももうひとがんばり!」とパワーをもらいました。