新書「発達障害とことばの相談」が出てから2週間ほどたちました。 今までも、本を出すとしばらくドキドキしたり、落ち込んだりしていましたが、今回は、落ち込んではいませんが、ドキドキハラハラしています。
今までの本は、はっきりと障害を念頭においたものか、または、通常のお子さんを対象としつつ心配のある子、ていねいなケアの必要な子についても触れる、というスタンスでした。
今回の新書は、いわば、定型発達と言われる多数派と、障害や凸凹があるかもしれない育てにくい子、発達障害かもしれない人たちとを意識的につなごうと意図しました。 つなごうとした、というより、障害とか障害じゃないとか言っても、結局、みんな、深いところでは地続きのところにいる仲間だよね、生きることって結構悪くないよね、ということを言いたかったのですが、それが、果たせたのかどうか、伝わるのかどうか、ドキドキしている、というわけです。
そんな中、「ことばの教室Therapist's Homepage ブログ版」にya さんが感想を載せてくださいました。
私にとっては、身に余る、とてもありがたい感想でした。
http://kotobaroom.blog.shinobi.jp/Entry/276/
これを励みに、さらにがんばろう、と思いました。