ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

 『三木安正著作集 全7巻』
       学術出版会   全巻で 90300円

 http://www.gaku-jutsu.co.jp/pages/user/search/?keyword=%8EO%96%D8%88%C0%90%B3&blog_id=344787

 私が「親分」とあおぐ、故・三木安正先生の全集です。
 三木先生は日本の幼児教育、知的障害児の教育の基礎をきずいた大きな人の一人です。
 復刻版なので、読みにくいところもあり、また、値段も高い(!!!)のですが、財布をはたいてさっそく買い込み、本棚の一番大切な本を置く場所におさめました。

  「精神薄弱教育の研究」(昭和44年、日本文化科学社 現在は絶版)も、二分冊になって収められています。上記の本は、広辞苑くらいの厚さがあるので、先生はつねづね「昼寝枕」と呼んでいました。「こんなに厚い本を読むヤツはいないよ!」って。

  脳科学とやらが進歩し、発達障害ばやりの今日このごろですし、その恩恵は決して否定すべきものだとは思いませんが、障害のある子どもたちに対してほとんど何の手立てもなかったころ、「この子らの育ちにとって、どういうかかわりが望ましいのか」を実証的に考え続けた先生の足跡は、とても大きいと思います。また、今こそ、理念問題に立ち返りながら目の前の問題を考えて行かなければ、特別支援教育が上すべりのものになってしまいそうで、ちょっと気がかりです。

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