ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

『ディスレクシアでも大丈夫
  読み書きの困難とステキな可能性』
            藤堂栄子 ぶどう社

 http://www.budousha.co.jp/booklist/book/dhisure.htm

ディスレクシアとは「読み書き障害」のことです。知的な障害があるわけではないのになかなか文字を覚えない、書けるようにならない、ひどく字が汚い、本を読むときに読み間違いが多い、行の読みとばし、テニオハの間違い・・・・など、「あれ?」と思われる子の中にはこのディスレクシアの子が混じっている可能性があります。
    ディスレクシアは、言語聴覚士にとっては、あまり珍しいことではありません。ディスレクシアは失語症の周辺ではよく見られ、脳のどこかにうまく行かないところがあると、おきる状態だからです。

 それにしても・・・・・・ディスレクシアとわかったら「おめでとう! いろいろな支援が受けられるよ」と言ってもらえるイギリスと、いじめや叱責の対象になってしまう日本と、症状の現れ方は同じでも、扱われ方の違いには、ほんとに、悲しくなってしまいます。

 あと5年、10年たったら、日本も。藤堂さんの息子さんがイギリスで言われたように「君はディスレクシアだから、そんなにステキなんだね!」と言ってもらえるようになっているといいな、と思いつつ。

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

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