「乳幼児健診ハンドブック その実際から事後フォローまで」 平岩幹男 診断と治療社
小児神経のドクターとして実際の診療にもあたり、また、戸田市保健センター長として行政職も経験された平岩先生の本です。
次の世代をになう赤ちゃんや子どもたちが健やかに育つために、大人たちがすべきことの具体的な表現の一つが乳幼児健診なのだと思います。
必要なことをきちんと行いながら、保護者の気持ちを支えてゆくとはどういうことか、健診にかかわる人が読んでおくべき本だと思います。
目次は以下のとおりです。
乳幼児健診の設計;
1か月ころの健診;
4か月ころの健診;
10か月〜1歳ころの健診;
1歳6か月ころの健診;
3歳児健診;
5歳ころの健診;
健診における母親の問題―抑うつそして接近感情と回避感情;
扱いにくい子どもたち…発達障害をめぐって;
児童虐待をめぐる問題;
障害や疾患の受容と対応