社団法人 日本小児保健協会主催の第26回小児保健セミナーが開かれました。 テーマは「乳幼児健診とその周辺、いま知っておきたいこと」でした。
(3月に本HPでご紹介しました。)
(http://www.soratomo.jp/article/13417056.html)
世田谷区の成育医療センターの講堂が満席になるほどの盛況でした。220人とか。
厚生労働省の担当者、開業の小児科医、歯科の先生、小児神経の先生、ABA(応用行動分析)で自閉症の個別療育をしている先生、そして平岩幹男先生による5歳児健診をめぐるお話などに混じって、健診前後の子どものことばの見方と支援について話をさせていただきました。
私は常日頃「健診は支援への入り口」と思っているので、そのことをお伝えできればと思いました。
対象が主としてお医者さんたち、という会でお話しするのは多分二回目(?)か。ずいぶん心臓が強くなったと言ってもプレッシャーでした。無事、務め終えてほっとしました。
それにしても、お腹の中にいるときから歯は着々と成長していることや、神経系に異常のある赤ちゃんたちの動きなどを見せて、聞かせていただき、人間の体の仕組みはなんと精妙なものだろうと感心しました。本当に勉強になりました。
「子どもの健やかな育ちのために」と日々考え、行動している方たちがたくさんいることにも意を強くしました。
健診にかかわっている方たちには、平岩幹男先生の乳幼児健診ハンドブック―その実際から事後フォローまで(診断と治療社)を一番にオススメしたいと思います。