ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

  厚生労働省に設置されている「発達障害施策検討会」という会の「構成員」(メンバー)に加わっています。
  梅ヶ丘病院の市川宏伸先生が座長です。
  えじそんくらぶの高山恵子さん、LD親の会の山岡修二さん、杉山登志郎先生、、超・有名な方たちに混じって、全国の都道府県から出されるモデル事業の内容について検討するのがお役目です。

 この検討会は 昨年(平成20年)8月29日には 「発達障害者支援の推進について」という報告書を出しています。http://www.rehab.go.jp/ddis/pdf/hattatsu_h.pdf

  6月8日に、今年度一回目の検討会が開催されました。21年度モデル事業に「手を上げた」のは21都府県でした。
  煩雑な書類作成、予算の計上、庁内各レベルでの調整をへてのモデル事業参加は、とてもハードルの高いことです。一担当者の熱意でできるものではありません。役所の組織としての姿勢が問われます。 そこまでして、参加してくれる都府県があることに、なんだか、感動しました。
  もちろん、日本中にある都道府県のうちの半分しか参加してくれていない、というのも一方の現実ではあるのですが・・・・。

  担当課は 厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部  精神・障害保健課  です。  

たくさんの仕事がある中で、担当の若い職員たちが真剣に取り組んでくださっていることが感じられ、喜ばしい気分になりました。
  会の動きを中心的にまとめている「発達障害対策専門官」が、ST(言語聴覚士)として、地域で活動していた実績をお持ちの方であることも大変頼もしいと思うゆえんです。

  マスコミでは、「役所」「役人」へのバッシングが激しいですが、この方たちのように、真剣に、やりがいを持って働いてくださっている「役人」や「役所」も少なくありません。彼らが燃え尽きずに、もっとがんばってくれるよう、うまく支えてゆくのも市民・国民の大事な役目だと痛感します。

 「税金を払ってるんだから」という常套句がありますが、「役所」の人たちが熱心に働くように仕向けることも「税金が有効に使われる」ためアプローチなのですからね。

  「行政をほめて育てる」 というのが、私の周辺の親ごさんたちの合言葉ですが、大切な考え方だと思います。

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