2009年02月13日

おまわりさんと、発音の話

  先日、一時停止違反でつかまえられました。おまわりさんに。

通いなれた保健センターへの曲がり角。
ちょうど曲がった先に駐車している車があったので、注意しつつカーブを曲がったところ、後ろから「△△△△、左によって停車してください」との声。
ええっ? それ、私の車のナンバーなんだけど。

駐車車両に気を取られて、ズルズルーと曲がったところ、そこに一時停止のマークがあったそうな。確かにあります。
で、いろいろ聞かれて「一時停止を怠ったのは確かです」と潔く事実を認めました。

 おまわりさんは二人組。一人は見るからに四角四面ふうの若い人。もうひとりは年配のにこにこおじさん。
四角四面さんが、調書を記入している間、にこにこおじさんが世間話をしかけてきます。

P「どんなお仕事なんですか?」   (P=おまわりさん)
私「言語聴覚士といって、ことばに障害のある人の指導をする仕事です。大人だと失語症とかが主ですが、私はもっぱら子どものことばのほうをやってます。発音がはっきりしない、とか、ことばが遅いとか、障害がある、とか、そういうお子さんとお会いしてます」

というと、にこにこおまわりさんは

P「あ、うちの、三人目の子は、発音がはっきりしないっていって、小学校の『ことばの教室』に通いましたよ。たしか、カ行の音がいえなかったんじゃないかな?  そういうのと同じお仕事ですか?」
私「ええ、そうです、奇遇ですね。で、お子さん、今はどうなんですか?」
P「高校生になりましたけど、今は全くフツウですよ。『ことばの教室』に通っていたときのことを、時々思い出しては、とても楽しかった、って言ってますよ。とてもやさしい、いい先生だったらしいです。」
私「お住まいの地域に『ことばの教室』があったのは、ラッキーでしたね。40年ほど前から、親ごさんたちが粘りづよく運動してできてきたものなんですが、なかなか増えないし、全国的には『ことばの教室』は、ないところのほうが多いんですよ。ほんとに必要なんですけどね・・・・」

 などと話しているうちに、7000円(-_-;)の罰金を払い込む用紙も書きあがり、互いに「お仕事がんばってください」と別れました。

その日は月末近く。後で保健センターの職員に聞いたところでは、センターのそばには、朝から、パトカーが陣取って違反車探しをしていたらしいです。警察にもノルマがある、って言いますし、一時停止しなかったのは事実だからしょうがないわけですが、不運なできごとでした。

とはいえ、「ことばの教室」を、よい印象とともに知っているおまわりさんと話ができたのは、ちょっぴりうれしかったです。

posted by 中川信子 at 22:09| Comment(0) | 徒然のぶこん
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