狛江市(こまえし)の健康支援課の主催の講演会に参加してきました。 テーマは「健康ってなあに?〜〜〜 見つめてみよう! 心とカラダのつながり 広げよう! 人とのつながり」でした。
講師は岩室紳也先生。
岩室先生は、ご専門は泌尿器科。エイズや若者の性の問題がお得意ですが、そこから派生したヘルスプロモーション分野では、「超」がつくほど有名な先生です。
元気の出るお話、今日からがんばろう!と思えるお話をしてくださるのでご多忙です。
笑いあふれる中に、「健康」を狭い医療モデルで考えるのではなく、生活モデルで、「一緒に元気になりましょう」と励ましあえる仲間がいることの大切さを教えてくださいました。
「失語症友の会」の活動や、ペアレントメンター養成の動き、当事者同士のピアカウンセリングの動きなど、いろいろなことと考えあわせてお聞きしました。
印象的なことばがいくつもありましたが、たとえば
◎「これまでのあなたは、それでいいんだよ。これからどうしていくか(一緒に)考えよう」という態度が支援者には大事。
◎今のところに足りないものを見つけ出し、それを改善するために周りの人を巻き込むことが大事
◎「健康」は関係性の中で保たれるもの。関係性の構築のためには、コミュニケーション能力の開発が必要となる
などは、思わずメモしました。
岩室先生のHPは
http://homepage2.nifty.com/iwamuro/