ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

                          20年10月4日                     

旭川に行ってきました
北海道からの依頼には、後先考えずに「行きます!」と即答
するクセがあるのですが、この時期の北海道は、何とも言えない
美しさです。

旭川地区ことばを育てる親の会40周年記念の学習講演会という
あつまりでした。またまた学ぶところの多い二日間でした。
150人近い方が来てくださったのもありがたいことでした。

旭川市は人口35万。小学校が60だかある、という市域の広さ。
人口7万6千、小学校6校の狛江から見ると想像できない規模です。
特別支援教育へのアプローチの仕方も、きっとうんと違うのだろうと思います。
が、目指すと方向はただ一つ。すべての子どもが大切にされる
世の中だ、と思いました。がんばる人たちたくさんにお会いできました。

先週は7度になったという旭川。
私が行っていた間は10度とか12度とかあったので寒いという感じは
ありませんでしたが、沿道の木々はすでに色づきはじめ、赤、黄、が緑に
混じりあい、夢のように美しい風景でした。緯度が高い分、光の角度も違う
のでしょうか、東京とは、木もれ陽の感じが違います。

講演後、美瑛の「パッチワークの丘」や「四季彩の丘」を通って、
空港まで送っていただきました。
広々した丘陵風景。車から降りると、木々の葉が風に揺れる音、
遠いところから聞こえるせせらぎの音・・・・などなど、しばし世の
雑用すべてを忘却のかなたに押しやりました。

その上、空港が近づくと空に大きな虹がかかりました。
しかも二重に。
内側の虹は誰かが人為的に作っているのではないかと思うほどの
色の濃さ。まったくのところ「ことばにできない美しさ」でした。目には
しっかり焼きついています。

同乗していた「ことばの教室」の先生に教えていただいたのですが
内側の虹(主虹というそうです。色が濃い方)と、外側の虹(副虹)とは、
色の配列が逆になっていました!!!   ほんとだ、びっくり!!

家についてから、ネットで調べてみたら、虹が二重になるわけと
色の順番が逆になる理由が載っていました。
ダブルレインボーと言うのだそうです。
http://www.an.shimadzu.co.jp/support/science/010912/010912a.htm
説明を読んでも、私の頭では理解できませんが、現物は何しろ
も・の・す・ご・くきれいでした。
透明な光の色。
絵の具では決して出せない色合い。
神々しいということばがぴったりでした。
美しい自然に出会って、ちょっぴり謙虚な気持ちになって帰ってきました。

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