ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

子どもの発達支援――STの仕事の内容 

 STは子育てのよき応援団になれます 

健診や、子育て支援にかかわるSTに求められるのは“障害探し”ではなく“健全な子育ての応援”です。でも、そのためには“障害のある子どものことから入って来た”というSTの立場がとても大切だと私は感じています。子育て支援に今求められている内容と大きくかかわっているからです。

障害を持つ子どもたちの療育の分野でよく言われることばに「療育は注意深く配慮された子育てである」があります。

子育てはすべての子どもに共通。発達をうながすやり方、望ましい育て方も共通です。障害やその可能性のある子どもの子育ては何か特別なものではなく、通常の子の子育てをより細かくスモールステップに分け、子どもの気持ちに寄り添いながら丁寧に支えるという取り組みが必要である、という意味です。

障害のある子どもの分野では、子どもはひとりひとりがとてもちがう特性を持っているとして、個別的な見方が強調されてきました。みんな一緒に、むりやりやらせるといったやり方で育てられた子どもたちは、成人してから充実した人生を送ることが難しい、という実例がたくさんあるからです。

療育が重ねてきた「丁寧な子育て」の豊かな蓄積や、「ひとりずつを大切に見てゆく」「子どもの姿に寄り添ってゆく」という思想が今ほど子育てに必要とされている時代はないと思います。今こそSTの出番と思うのです。

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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