ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

赤ちゃん誕生と同時に新生児聴覚スクリーニング検査を実施する医療機関が

増えました。

早期に難聴が発見され、その後の手立てが講じられるのはいいことだ、って

おおかたの方は思われることでしょう。

確かに人工内耳の進歩には目覚ましいものがあります。

でも、すべてがバンバンザイなわけではありません。

人工内耳の手術によって、音やことばがよく聞き取れるようになり、

きれいな発音で話せるようになるお子さんも多くなりました。

だからと言って、手話が不要なわけではありません。

身体的理由から人工内耳が適さないお子さんもいますし、手話で育てる(育つ)ことを

選ぶご家族もあります。

今、『難聴児の早期発見・早期療育推進 のための基本方針作成に関する検討会』

厚生労働省で進められています。

ともすると人工内耳手術と音声言語(日本語)の使用だけを推奨し、

手話を否定する声が強くなりがちな中、多様性を守り、コミュニケーション手段を

選ぶ自由を保障するため、「日本語も手話も」を求める署名活動が始まりました。

署名はこちらからご協力ください。
  ↓ ↓
◆Change org(署名サイト) 
    目標は10000筆です。

詳しい趣旨説明はこちら 

   ↓
◆ろう教育の未来を考える会 

昨日(6月19日)高齢者枠(70才-74才)でのコロナワクチン接種の2回目が終わりました。

高齢者には10%程度の副反応(発熱)があると報道されていますが、まる一日たった現在、

注射した部分の若干の痛みのほかは、目立った不調はありません。

知り合いの同年配の人が「副反応が全然ないと、ちょっとがっかりするのよね。

あらまー、もうトシなんだわ、ってね」と言ってましたが、まあ、ちょっと

そんな気分も・・・。

でも、不調にならないに越したことはありません。

現在、狛江市は65才以上限定の接種です。

このあと5才刻みで、若い人たちにおりてくるとか。

会場に行ってつくづく思ったことは「なんとまあ、年寄りの多いこと!」

自分のその一人なんですけど、おじいさん、おばあさんと、付き添いの人ばかり。

接種後15分、経過観察のために坐っている場所で、「私語は禁止」って、でかでかと

掲示してあったのは知っていたのですが、思わず、隣の人に「まあ、高齢者がいっぱい

おられますねー、自分もそうなんですけど」と話しかけてしまいました。

そのおじいさんは、「ほんとだよねー、これだけ集まると、びっくりするねぇ」と

返事してくれました。

共感してもらうのはうれしいなぁと思いました。家人だったら多分「当たり前だろ。

高齢者枠でやってるんだから」っていう返事が戻って来るにちがいない(苦笑

こんな場面でも、コミュニケーションについて考えてしまう私は、ほんとに、職業病に

かかっているなぁと思いました。

2回目接種後1週間たつと、免疫を90%以上獲得できるはずです。

何だか安心しました。

若い方たちにも、早く、ワクチン接種の番が回って来るといいのですが。

聞こえない子、聞こえにくい子のための学校「明晴学園」主催シンポジウムのご案内です。

日時  2021年7月10日(日) 10時ー12時

開催方法 オンライン配信(zoom)

参加費 無料

内容  (主催者のページから引用)

    今年度は昨年度のろう・難聴児に対する早期支援のテーマをさらに深め、

    お子さんが聞こえない・聞こえにくいと分かったその時点からの

    家族全体に対する支援を進めて行く方法を考えます。

    いくつか新しい視点を提供できると思っています。

    オンラインでご自宅から参加できますので、保護者の方々もぜひ、

    ご視聴ください。

申し込みはこちらから ↓

https://www.meiseigakuen.ed.jp/event/symposium

お問合せ・ご相談はこちら

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