ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

友人が運営する「トビラコ」さんから、またまた楽しくて、かつ、コミュニケーションがふくらむカードが発売されました。

「えらんで きめて つたえるゲーム すきなのどっち?」

自分の「好き」を伝えよう 相手の「好き」を聞いてみよう
見た目はシンプルな絵カードですが、遊び方は無限。
どこがどう素晴らしいかを言っていると延々長くなるので、「とにかく 手に取ってみて」と言いたいです。

 昨夜、長男とこのカードを題材に話が盛り上がり、寝たのが3時になりました。
話をし始めたのが12時過ぎだったから・・・・。

あわせて

「きもち・つたえる・ボード」もご案内。

入り口はごくシンプルで、奥が深く、広がりも無限・・・っていう題材はステキ。

使う人の力量と手持ちの引き出しが問われる点も、ワクワク。

お試し下さい。

11月8日に北海道・北広島市の子ども発達支援センターのお招きで北広島に行きました。午前の講演開始に間に合うには当日早朝発が必要で、高齢者には過酷なスケジュールになってしまうので、前泊することにしました。

前の日に時間ができるなら、と、かねてより行きたかった伊達市(室蘭寄りの)にあるカフェに連れて行ってもらいました。

新千歳から伊達までの道の両脇は黄色く色づいた黄葉真っ盛り。ところどころに紅葉も混じって、この時期の北海道ならではの夢のように美しい景色でした。

誰が連れて行ってくれたのかというと、そのカフェのマスターご自身。
おまけにその日は定休日だったのに。
古くからの北海道の友人のハズバンドなのです。

そのカフェは、ご親戚が住んでらしたお家だったそうですが、あまりに素晴らしいロケーションなので「ここを独り占めしちゃいけない。いろんな人に来てもらい、ゆっくりくつろいで疲れをいやしてもらえる場所を作りたい!」というマスターの思いで開かれたそうです。

ほんとに、なんとも言えない「くつろぎ」の場所。マスターが火の番をしてくれるペチカの焔の揺らぎといい、だんだんに暮れてゆく窓の外の景色といい、いつまでも、何時間でも、ず〜〜〜っといたいような場所でした。

お天気がよければ、太陽が真ん前の海に沈んでいくそうです。見たかったな。曇ってて残念。

コーヒーはすばらしく美味しく、追加でお願いしたスコーンもホッコリ甘く、何回でも行きたいと思いました。

私は高齢者を自覚して、レンタカーの運転はしないことに決めているので、自力では行けそうもないのが心残りですが、でも、一度行きたかった願いがかなって、とてもうれしいです。

マスターと奥さまのSさん、ありがとうございました。

文の丘 珈琲舎 北こがね 

なぜ「縄文の丘」かというと、すぐ近くに縄文時代の規模の大きな遺跡
「北黄金貝塚」
があるからだそうです。(関連情報⇒こちらも 

そのためか、確かに「地の気」がなんとも言えず、深く、やさしく、なつかしく感じられました。金、土、日、月 の4日間営業です。冬季も年末もやってます。疲れた方はぜひどうぞ。

遠くて行かれない方は、ブログの写真を見て、深呼吸して下さいな。縄文の丘の空気が感じられるかもしれません・・・・・。

マスターのブログから1枚拝借(私が当日撮った写真はどうしても90度横向きになっちゃうので)

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「凸凹子どもがメキメキ伸びる ついでプログラム」    井川典克監修  
    NPO法人 はびりす  鹿野昭幸・野口翔編著 
    クリエイツかもがわ   2019年11月

おお! こういう本が欲しかった!
帯にこう書いてあります。
「発達障がい」と診断される子どもが急増している! 
それって本当に「発達障がい?」
「ついで」と運動プログラムを融合した、どんなズボラさんでも成功する 家で保育園で簡単にできる習慣化メソッド!

 

表紙裏にある監修者・井川先生のことばはこうです。
「診断名から支援計画をすることは、誰のためになるのでしょうか?一番これを求めるのはおとなではないでしょうか。本人の意志を問わない支援ではなく、本人の参加が一番なのです」

長々した解説は必要ないでしょう。
「障害矯正」ではない、すべての子
どもたちのすこやかな育ちのために必要なかかわりをどうぞご覧ください。

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NHKEテレ「すくすく子育て」11月2日(土)夜9時は「子どもの発達が気になったら」でした。子どもは発達の途上で、ワカランチンやわがまま、こだわりなど、いろんな様相を見せるものです。

でも初めての子育てだと、ちょっとでも手こずることがあると、「発達障害ではないか?」と心配になるお母さん、お父さんも多いですね。

11月2日の番組はまさにそういった悩みの真っただ中の方たちに、おだやかに、やさしく「大丈夫だよ」と語りかけてくれる先生たちでした。
そして、「相談に行くこと」や「仲間づくりをすること」の大切さも、ちゃんと話して下さいました。見損なった方はぜひ!

すくすく子育て「子どもの発達が気になったら」
再放送は 2019年11月9日(土)午後0時ー0時30分

私は発達協会(公益社団法人 発達協会)発行の月刊誌「発達教育」に超・長期連載をしていますが、執筆者インタビューということで取材を受け、その動画が発達協会のサイトで公開されています。

インタビューは2つに分かれています。

①「小児STとして働く理由」
https://www.youtube.com/watch?v=PqjxJgq35Ec

②「広く伝えるために」
https://www.youtube.com/watch?v=J2rd7tqjE-I


自分の姿を画面で見るのが大の苦手なナカガワです。
写真撮影も極力お断りですし、NHKの「すくすく子育て」も卒業させてもらったほどです。でも、ほかならぬ発達協会のためになるのなら、とお受けしました。 

発達協会の前身である「さざんかの会」を立ち上げた4人の設立時の先生方の「生活の中で」との信念、志にほれ込んで以来、ずっと応援団を続けてきました。

 

ある意味、さざんかの会(発達協会)と出会わなければ私はSTを続けていなかったかもしれません。そんな関係です。

(動画を)「見て下さい」とも言いづらいのですが、「見てもいいです」もヘンなので、「動画 あります」との情報提供のみ・・ということで。

 

  ほかに職員インタビューとして
ドクター石崎朝世先生のインタビュー前編  後編

小倉尚子さん インタビュー(前編)     後編

ほかに
新人職員研修の動画もあります。「発達協会」トップページから「動画」で検索すると、たくさんの動画が収められています。

 

 

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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