知人からお知らせをもらいました。
トビラコ(tobiraco) https://tobiraco.co.jp/の平野佳代子さんからです。
教材作製のためのクラウドファンディングを始めたとのことです。その「思い」も含めて許可を得て転載させていただきました。
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この度、「トーキングゲーム」の入門編ともいうべきカードゲームを作ることになりました。
クラウドファンディング という形で、多くの人にご支援いただきながら、作っていこうかと考えております。
以下がその詳細です。もし、ご賛同いただけましたら、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
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●筑波大学附属大塚特別支援学校の先生の手作り教材を製品にします。
発達障害の子どもたちがコミュニケーションの楽しさを体験できるゲームです。
どのような製品で、どのようなクラウドファンディング か、すぐに知りたいという方は、こちらからご覧ください。
↓ ↓ ↓ ↓
https://www.makuake.com/project/tobiraco/
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●クラウドファンディング を活用したわけ
私は、教育雑誌を10年余り取材編集する中で教師たちの素晴らしい手作り教材をたくさんみてきました。
現場で生まれた、それらの教材は、教師が子供達の反応を見ながら、時には気になる子の顔を思い浮かべ、休日返上で作ったものがほとんどです。しかし、手作りゆえに量産が難しく、先生の研修会でほそぼそと伝授されるだけであったり、ひとりの教師の職人芸だけで終わったり。
なんともったいない話でしょうか。
現場で生まれた効果のある教材を、世の中に送り出したい。せっかく送り出すなら、多くの人に愛される可愛いデザインにしたいと思い、「tobiraco(トビラコ)」という会社を立ち上げました。
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●私が特別支援教育に関心をもったわけ
私の弟と妹には障害があり、特別支援学校(当時は、違う呼び方です)に通っていました。
今から何十年も前の話です。当時、「障害児」というのはどのような障害であれ、ひとつの教室に押し込められていました。
でも、弟や妹も含めその子たちが自分にあった教育を受けることができていたら、もっと違った人生を送ることができたのではないかと思います。
特別支援教育にこそ、高度な知識と技量のあるプロが必要です。編集者時代、取材で出会った筑波大学附属大塚特別支援学校は、まさにプロの目の冷静な分析と、子どもへのあたたかなまなざしをもった先生ばかりでした。
その先生たちの手作り教材は、子どもが楽しみながら、苦手なことを学べる、愛情あふれるものばかり。「教材」という言葉におさまりきらない、温かなものを感じ心打たれました。
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これから、tobiracoが作ろうとしている教材は「すきなのどっち?」というカードゲームです。
子どもたちが自分の「好き」という気持ちを伝えていく、コミュニケーションの心地よさを味わえる優れた教材です。
自分の話を丸ごと受け止めてもらえる経験の少ない子たちに、教材を通して「聞いてもらえる」喜びを味わってもらいたいと考え、筑波大学附属大塚特別支援学校の先生が考えました。
校長先生、副校長先生、支援部長の先生一丸となって、クラウドファンディング にご協力いただいております。
酷暑の中、扇風機を回しながらの撮影に快く応じてくだいました。
「特別支援支援学校も、これからは世間に発信していかなければならない」「教師のモチベーションを上げるためにもクラウドファンディング はいい機会になります」とおっしゃっていただきました。
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特別支援教育の教材を、このような形で製品にできる日がくるとは夢にも思っていませんでした。
どうぞ、ご支援のほどを重ねてお願い申し上げます。
ご支援に対しては、ささやかですが「リターン」という名のお礼をご用意しております。
作ろうとしている製品とクラウドファンティングは、こちらからご覧ください。https://www.makuake.com/project/tobiraco/
最後までお読みいただきまして。ありがとうございます。
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株式会社tobiraco(トビラコ)https://tobiraco.co.jp
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