ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

NHK−Eテレで赤ちゃんから2歳くらいまでのお子さんの

「ことばが遅いかな?」「ことばを育てるにはどうしたらいいの?」

の質問にお答えする番組が放送されます。

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「すくすく子育て 知りたい!ことばの育て方」

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本放送 2016年10月29日(土)午後9:00〜9:29

再放送 2016年11月 4日(金)午後1:05〜1:34

すくすく子育てHP

  http://www.nhk.or.jp/sukusuku/

収録のとき、アンガールズの山根さんと、カープ愛の話で

盛り上がりました。今日(27日)は負けちゃって残念です。

中川信子

 私が代表を務める「子どもの発達支援を考えるSTの会」(略称 子どもSTの会)の年に一回の研修会が12月に名古屋で開催されます。
実行委員を中心に、精力的に準備が進められています。

研修会の内容詳細や、チラシ、お申込みはこちらから
               ↓ ↓
子どもの発達支援を考えるSTの会2016名古屋研修会

ST(言語聴覚士)+α が主体の会ですので、運営もそのように行われますが、今回のテーマが「職種を越えた連携」でもありますので、ST以外の方のご参加も可能です。
一日目のSekigahara Project のお話は、多くの方にとって、刺激的だろうと思います。


葛飾区にある「療育とLD支援 ソラアル(児童発達支援・放課後等デイサービス事業所)」から講演会のお知らせをいただきました。

 「竹田契一先生に学ぶ最新のLD支援」

       大阪医科大学LDセンター名誉顧問の竹田契一先生

◆ 日時 

2016年12月10日(土)13:30〜16:30

◆場所

日本大学法学部キャンパス10号館(JR水道橋駅他)

◆申し込みは以下「こくちーず」から行ってください。http://www.kokuchpro.com/event/abbc85e234d9984c31fbdc0b88e37dcc/

 

 〜〜〜〜〜〜以下 中川の書き込み〜〜〜〜〜〜〜〜〜

講演会の主催は「SLDガーディアンズ」です。

https://sites.google.com/site/guardianssld/home/about-us

SにはSpecific,Super,Surprise,などの意味がこめてあるそうです。

 LDも、できたら、Learning Differences と捉えたいものです。
竹田先生のお話は、たぶん、そういう観点に立ったものになると思われます。

 
ついでに竹田契一先生のブログ。
   ↑
「先生、いったい、おいくつになられたんですか?」と言わずにいられない更新頻度と講演会頻度。

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余談ですが、竹田先生とナカガワのご縁について。

ナカガワが大学三年生の時、交通事故後の失語症のお子さんの家庭教師を頼まれて四苦八苦していました。大学院の先輩の紹介で、アメリカから帰ってこられたばかりの新進気鋭の竹田先生にご相談しました。

当時まだほとんど知られていなかった失語症についての手ほどきを受け、韮山温泉病院で失語症リハの様子を見学させていただきました。竹田先生の「君、STになりませんか?」のことばが、私の、STという仕事との出会いでした。

40年以上前のことですが、つい最近のことのように思い出されます。

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今回久しぶりに竹田先生にお会いしたかったのですが、同じ日、狛江の障がい者週間行事の一環として狛江市と一般社団法人サポート狛江が共催で映画会をすることになっているのです、残念。

映画は、世界の一瞬の美しい姿を写真で切り取る自閉症の青年と、周りの人たちとの交流を描いたもの。声高に障害者理解を訴えるのではなく、日常の自然な流れの中から、自然にいろいろなことを考えさせられる素晴らしい映画です。

「僕は写真で世界とつながる」
詳細が決まったら、また、ご案内します。

いやあ、すごい、すごい!!

発売されたばかりの「ZAFUスクール」を、さっそくお試しで狛江市内の小学校の通級にお借りしました。
ぐにゃぐにゃしてなかなか学習に向かえない子どもたちが、「これに座るとピンとできる!」と口々に言い、それこそ「使用前」「使用後」、違う人みたいになるのですって。
 (私は直接目撃はしていないのですが、現場を見た先生方からの興奮の報告を聞きました)

先週、小学校巡回の折に、通級の先生が、イスの現物をもってきて見せてくださいました。
通級はせいぜい週に数時間だけなので、長い時間を過ごす所属級(通常級)でこそ、この「魔法のイス」の助けを借りたいものです。
その話が巡回後の学年の先生方の協議会の席上で出て、「それはいい!」「あの子にも、この子にも必要だわ!」と話が盛り上がりました。

通常級での「特別」ではない、「あたりまえ」の支援。
時代は確実に、そっちに向かって動いていますし、動かなければなりません。
まずは「魔法のイス」の導入で その流れを後押ししたいものです。


ただ、購入するとなると予算が必要なので、そうそうたくさんは買えません。
だれか、スポンサーになってくれないかしら。
100万円くらい「ぽん!」と寄付してくれたら、30台買えるのですが。
未来を担う子どもたちのために、ゼッタイ役に立つ投資だと思うんだけどな。

Zafuスクール 

『発達凸凹なボクの世界ー感覚過敏を探検するー』

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   プルスアルハ 著   

    ゆまに書房    2015・9月

    1800円+税

   NPO法人ぷるすあるは   https://pulusualuha.or.jp/

発達“障害”と名付けられる子どもたちが、実は、聴覚、視覚、触覚、味覚、嗅覚、そしてわかりにくい重要な感覚である 前庭覚、固有受容覚にさまざまな困難、苦労をかかえていることがかなり知られるようになってきました。

でも、それを知っているのは、せいぜい当事者や家族や関係者に限られ、「一般の」先生方や身の回りの人に、わかってもらうことは至難です。

この本は、そんな、わかってもらいにくい困難を「そうだったのかぁ! 大変だったね。何かしてあげられること、ある?」って理解してもらうのに、とても役立ちそうです。

群馬県の「ことばの教室」の佐藤先生が中心になって毎年企画しておられる「吃音キャンプ in GUNMA」毎年大盛況とのことですが、今年も開かれます。

チラシのスキャンがうまくできないので、pdfとFacebookをご紹介しますので、ふるってご参加ください。

第8回 吃音キャンプ in GUNMA 

◎ご案内チラシ(pdf)

   平成28年度 吃音キャンプ案内とスタッフ募集(最終版).pdf

Facebook でのご案内

東京のJCIIフォトサロンで開かれている山岳写真展のご案内です。雄大な気持ちになれるでしょう。

岩橋崇至作品展「北アルプス」。

10月30日まで開催。10月8日(土)13時からは「岩橋崇至講演会 北アルプスを語る」も開かれます。

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岩橋さんは、長男の保育園(世田谷区立代田保育園)のときの同級生「ヒロくん」のお父さんです。
在園中は、時々保育園にお迎えに来られる寡黙なお父さんとしか知りませんでしたが、卒園してから、高名な山岳写真家と知ってびっくりしました。

卒園後、息子ともども「岩橋さんち」に遊びに行き、崇至さん、奥さん、ヒロちゃん、弟クン、我が家の長男、次男ともども、たくさんの餃子を作って食べた覚えがあります。
あれ、なんのときだったのかしら??

また、ヒロくんのおじいちゃんは、文化勲章受章者でもある超有名な日本画家・岩橋英遠氏だと知ってまたまたびっくりしました。岩橋英遠画伯は北海道の方で、本当に美しい、雄大な絵を数多く残されました。

この年齢になると、忘れていたことをなつかしく次々思い出します。
長男のクラスには、今思えば、実にユニークな子たちが多かったのですが、先生方は徹底的に一人ひとりを大切に育ててくださいました。
保育園時代のいろいろな光景は、35年もたった今でも、生き生きとよみがえります。

楽しい思い出がたくさんあることって幸せだな・・・って思います。

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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