ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

今週末に迫った講座ですが、再度のお知らせです。

「みんなでつなぐ学習支援〜〜臨床&子育てパワーアップ講座」
  4月23日(土) 10時ー17時
  4月24日(日) 10時ー16時
    於 関が原ふれあいセンター
http://kokucheese.com/event/index/373204/

最初は150人定員で募集していましたが、どんどん参加申し込みが増え、今は300人まで拡大して 現在216人の申し込み。

世の中には、いろんな「おもしろさ」がありますが、この企画のST的な立場からの興味は、ディスレクシアを、より広い視点(視機能、感覚運動、身体機能など)からとらえ、支援を組み立てるきっかけが得られそう、ということ。

参加申し込みは今からでも間にあいます。(上記コクチーズから)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

話は変わって、というか、上記講座に関連するのですが・・・・・

最近参加したあるキリスト教系の社会福祉法人の会合でのこと、聖書の一部がプリントして配られました。   その一節に目が留まりました。 

ーーー「我々は皆、知識を持っている」ということは確かです。
    ただ、知識は人を高ぶらせるが、愛は造りあげる。
    自分は何かを知っていると思う人がいたら、その人は
    知らねばならぬことをまだ知らないのです」 ーーー
               (コリントの信徒への手紙 8)

         

知識や専門性は 誰のために、何をめざして使うべきなのか?
特別支援教育の分野や、発達障害関連の場で、そういう哲学抜きに、知識やスキルや支援方法がどんどん広がり、無自覚に「専門性」を振り回す人がふえる現状に、危機感を覚えます。

知識を持っている専門家【だから】保護者を【指導】するのが当たり前、と思い込んでいて、何ら疑うことのない医療者や専門職に会うと、感覚的にゾッとします。

上記の関が原の講座は、多分、各地で開かれているいろいろな専門家向け研修会とはひと味ちがって、みんなでつなぐ、その「みんな」の中のひとりとして、全員が対等な関係で参加する会になりそうです。
私も、「知らねばならぬことをまだ知らない」自分に気づかせてもらえる気がします。

21719-1.gif

「言語聴覚士のための言語発達障害学 第2版」
 編集 石田宏代  石坂郁代
 医歯薬出版株式会社
 定価4400円+税
     2016年3月20日発行

2008年に出版された第1版は、言語聴覚士養成コースの学生向けの教科書との位置づけでした。第2版はその後のいろいろな状況の変化を反映し、次のような目標のもとに編集されたそうです。

1  新しい理論や知識、技術の進歩にもとづいた内容
2  ベテランSTの知恵を若い世代に引き継ぐ
3  教科書としてだけではなく、臨床についてからもずっと傍らに置いて活用できる内容

お子さんの言語の問題を理解したと思う方のための参考書としてお勧めします。

ナカガワは、第6章 環境調整と連携  の中の「家族支援」「連携」を担当させていただきました。

▼内容詳細は医歯薬出版のサイトをご覧下さい。
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=217190
▼目次はこちら
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details_1.aspx?cid=1&bookcode=217190

コミュニケーションの苦手さを持つ若者をめぐるドラマがスタートするそうです。

狛江で活動している「一般社団法人 サポート狛江」のお仲間であり、「吃音サポート ジークフリーツ」http://sieg-kitsuon.jimdo.com/代表の松田さんから、情報提供をいただきました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

フジテレビ「ラヴソング」
4月11日(月)夜9時スタート(初回は30分拡大放送)
以後1時間番組
主演 福山雅治
〜〜〜〜〜〜〜

コミュニケーションが苦手で誤解され、人知れず悩みを深めがちな人は多くいます。
このドラマ放映が、そういった人たちのことを、多くの方に共有していただき、互いに暮らしやすくなるための機会になりますように。

今年の桜はとても長持ちしていますね。
開花が始まってから寒い日が続いたおかげ(?)でしょうか。
でも、さすがに少しずつ散り始めています。

桜並木に面したマンションでは管理人さんが、朝も昼も夜も、ほうきを持って花びら掃除をしていますが、掃除するハシからはらはらはらと花びらが舞い落ちて、際限がなくて大変。

このブログの更新はなんと、2月29日以来です(-_-;)
新着情報だけアップしました。記事を書いている時間がなくて・・・・。

とても忙しかったのも事実ですが、例年、この時期は花粉症にやられて、クスリのせいもあるのでしょうが、何もする気が出ず、あらかじめ約束した仕事以外はうちでぐんにゃ〜り、だら〜りです。
しかも、なかなか、ぐんにゃ〜りする時間がないのが悲劇・・・・。

4月3日には今年二回目の「こまえ 桜まつり」がありました。この【桜まつり]、昨年より一段と充実していたようです。
担当者のがんばりと、市民の協力のたまものですね、きっと。
今年のようすの紹介は
こちら。(狛江市役所のサイト)
【こまえ 桜まつり】のいきさつは 
こちらに↓
    http://chofu.keizai.biz/headline/2030/
   

“うちの”孫クンも、お父さん、お母さんと孫クンと一緒に【桜まつり】に来てくれました。
彼にとっては、生まれて初めての桜シーズンっていうわけです。
もっとも、離乳食たけなわの彼が食べられるような内容の出店もないので、まつりに行く代わりにうちでじっじ、ばっばと遊んでいたのですが。


“うちの”孫クンも10か月半ばを過ぎ、もうすぐ11か月になります。
まあ、かわいいこと、かわいいこと。
世のじっじ ばっばが孫の話になると目じりを下げて「うちの孫が一番可愛い」っていう顔になる理由がよ〜〜く分かりました。孫はかわいいんですもん、ものすごく。なぜだか不思議です。

そろそろ伝い歩きを練習し始めていますが、移動の大半はハイハイです。まさに「発達の教科書」。
両親はじめ、祖父母、おじさん、かわいがるかたわら、観察しています。
日頃掃除の行き届かない我が家も
、孫クンが来てくれるときは、床に何一つ落ちていないように片付け、家じゅうを雑巾がけするので、見違えるほどきれいになります (^_-)-☆
いろいろな意味で、ありがたい、ありがたい。



お問合せ・ご相談はこちら

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

お気軽にお問合せください