2013年07月13日

「支援」

支援ということばになんともいえない違和感があります。
「私たち支援者は」などと、ポロポロ言う人がいると「んん?」と居心地が悪くなります。

「支援する人」がいるということは「支援される人」がいる、ということです。
その両者がうまく対等な関係性を保てるのならいいけど、実態はどうなのかなー、と思うのです。

カッコつき「支援者」の善意が、ありがた迷惑だったり、余計なおせっかいになっちゃうことも多々あるし・・・

湯浅誠さんが、「支援support   ではなく 協働 working  together」と話しておられたことに深く共感しましたし、北海道の田中康雄先生の二冊の本も、ガッテンガッテンでした。

■「支援から共生への道   発達障害の臨床から日常の連携へ」 田中康雄  慶應義塾大学出版会 2009年

■「発達支援のむこうとこちら」 田中康雄  日本評論社 2011年

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

忙しくてなかなか遊びにいけなかった東田直樹くんのブログ、7月7日付けの所にこう書いてありました。

 

支援というと、みんなは、何を手伝えばいいか、あるいは

どんな風に環境を整えればいいかと考えます。

それも、大切だと思いますが、一番重要なことは、

ずっと頑張り続けられる意欲を育てることだと

思います。

持続力や忍耐力を指しているのではありません。

明日も、頑張って療育や仕事に取り組もうと思える

意欲です。

すぐに成果の出るものだけが、いい支援とは

限りません。

その人にとって大事なのは、20年後30年後の自分が、

自分らしく生きていられるかということではないでしょうか。

 

「その人にとって」を中心に考えられるのか、「子どもの最善の利益」を最優先に考えられるのか、私にとっても、大きな課題です。



 

 

posted by 中川信子 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然のぶこん