ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

『レイルマン』『レイルマン2』などでおなじみのハルヤンネさんこと 奥田綾子さんの講演が東京で聴けます。

*・゜゜・*:.。.。.:*

「自閉症・発達障害の人へのコミュニケーション支援」
〜筆談(コミュメモ)を使った視覚支援について学ぶ〜

☆内容☆
自閉症・発達障害の人へのコミュニケーション支援で大切なことはどんなことか、具体的な事例を説明しながら筆談(コミュメモ)を使った視覚支援について学べます。
「大西俊介@syunさんより、自閉症の人の頭の中(金魚の話)の説明も入ります」

日 時:2月10日(日)10:00〜12:00(受付9:30〜)

場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター
 渋谷区代々木神園町3−1
(交通=新宿より小田急線で約5分。「参宮橋」駅から徒歩7分。)

講 師:奥平 綾子 氏(株式会社 おめめどう)
http://omemedo.tanba-sasayama.com/

参加費:2000円(当日お支払いください)

定 員:40名(定員になり次第締め切り)

対 象:自閉症スペクトラムのある子どもの支援に携わっている方やそのご家族、その他、発達障害のある子どもや家族の支援に関心のある方

【主催】「自閉症・発達障害の人へのコミュニケーション支援」講演会実行委員会(実行委員長:金森克浩)
【後援】マジカルトイボックス
http://www.magicaltoybox.org/

【申込】以下のWebにて
http://kokucheese.com/event/index/69488/

 NPO法人全国LD親の会主催
★サポートツール全国キャラバン2012★
「教材教具研修会」in東京

『発達障害がある子ども一人ひとりのニーズに応じた指導・支援の具体的方法』

 特別支援教育が法律に基づいて本格的に実施されてから5年が経過し、LD等の発達障害がある子ども一人ひとりのニーズに応じた適切な指導及び必要な支援の具体的方法が求められています。LD等発達障害がある子どもの特性は一人ひとり異なり、抱えている困難さも様々であり、学び方も違います。

 一方、「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進」の提言の中では、「障害のある子どもと無い子どもが、できるだけ同じ場で共に学ぶことを目指すべきである」という方向性が示され、今後さらに、特別支援教育の推進によって蓄積されてきたノウハウの汎用化・ユニバーサルデザイン化・様々な障害の状態に応じた支援機器の充実を図っていく必要があります。

 今回、講演とワークショップを通じて、「障害のある子どもと無い子どもが、できるだけ同じ場で共に学ぶ」ことのできる教育現場に必要な視点と指導の工夫のみならず、子どもの姿勢保持や身体の使い方なども含め、具体的なサポート例をともに学んでいきたいと思います。
 多くの方のご来場をお待ちしています。

◆日 時:2月10日(日)午後1:30〜4:30(受付1:15〜)

1:30 講演1 「発達障害のある子どもの特性に沿ったサポートと教材の活用」〜使い方で変わる教材の有効性〜

講師:山田 充 氏(特別支援教育士スーパーバイザー・自閉症スペクトラム支援士アドバンス・堺市立日置荘小学校通級指導教室教諭・堺市特別支援教育専門家チーム・堺市特別支援教育推進リーダー育成研修推進委員)

2:30 講演2
 「作業の工夫で子どもたちを元気に!」
〜発達障害のある子どもたちに応じた教材教具の工夫〜

○講師:丹葉 寛之 氏(藍野大学医療保健学部作業療法学科講師・大阪府作業療法士会 発達部門代表

3:30〜
 ワークショップ・質疑応答

◆場 所:江東区教育センター大研修室
 東京メトロ東西線「東陽町」駅2番出口 徒歩3分江東区東陽2丁目3−6 TEL:03−3645−7121

◆定 員:100名

◆資料代:500円

【問い合わせ・申し込み】
メール ldoyanokai-tokyo@hotmail.co.jp
FAX 03-6276-8985
※必要事項(郵便番号、住所、氏名、電話番号、所属)を明記の上、(参加希望者のお名前はすべて書いて下さい)、メールまたはFAXにてお申し込みください。先着順受付で定員になり次第締め切ります。

◇主催:特定非営利活動法人全国LD親の会

◇後援:東京都教育委員会・江東区教育委員会・一般社団法人日本LD学会・一般社団法人日本作業療法士協会・一般社団法人東京都作業療法士会・日本感覚統合学会

◆ NPO法人 全国LD親の会は・・ 全国LD親の会は、LD(学習障害)など発達障害のある子どもを持つ保護者の会の全国組織です。1990年2月に活動をはじめ、2008年10月にNPO法人全国LD親の会として、新たなスタートを切りました。現在、37都道府県の45団体、約3,100名が参加しています。(2012.9現在) 

 平成19年4月から法律にもとづいて特別支援教育がスタートし、LD、ADHD、高機能自閉症等の子ども達に対する教育的支援が始まりました。「LD」、「ADHD」、「高機能自閉症」以外にも、特別なニーズがあり特別支援教育の対象となっていくべき子ども達が沢山います。全国LD親の会の加盟団体には、そうした子ども達も入会しています。私達は、特別なニーズのある全ての子供たちが、一人一人のニーズに応じた教育的な支援を受けられるようになることを願っています。

友人の友人が主宰する「田口教育研究所」は継続的に発達障がい、不登校、引きこもりのお子さんたちの支援にかかわる研修会を企画しています。

2月の企画は精神科医によるお話です。
ご案内を転載します。

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「発達障がいの研修会」

  ① 2013年2月17日(日) 2号館2階 251講義室

       レッテル貼りで終わらせないクラス運営

     −あたまとこころのユニバーサルデザイン−

幼稚園や保育園、小中学校の教室には発達障がいの診断を受けたお子さんや、
疑わしいお子さんが2人、3人といるのが現状です。
これほど人数が多いのに、診断名がついたからといって特別扱いをするのはナン
センスです。
今回のお話では発達障がいの特徴について説明をするとともに、発達障がいとい
う診断を受けたお子さんも、疑わしいけれども診断を受けていないお子さんも、そうでない多くのお子さんも、みんなが楽しく過ごしやすいクラスとはどんなところなのか、どんな授業をすれば皆が分かりやすいのかについて一緒に考えていきたいと思います。

  ② 2013年2月23日(土) 2号館3階 351講義室

   発達が気になる親御さんのための子育てのコツ


「お子さんの発達が心配」「発達障がいの疑いがある」などと言われたり、「う
ちの子は他の子とちょっと違うのかも」と心配になったりしているお父さん、お母さんのためのお話です。
発達障がいの特徴についての説明もしていきますが、お子さんにどんな接し方を
するとお子さんたちがより成長していくのか、どんな工夫をしたらご両親が今より楽に子育てに取り組めるのかについて、診断にとらわれ過ぎずにお話していきたいと思います。

【講 師】野村 健介 先生  

    島田療育センター 児童精神科長 兼 外来医長

【会 場】各日 慶応義塾大学 芝共立キャンパス
(JR浜松町駅 徒歩10分・大江戸線 大門駅 徒歩6分・三田線 御成門駅 徒歩2分)

【時 間】14:00〜17:00

【定 員】各日 100名

【参加費】各日 4,000円(当日受付にてお支払下さい )

【お問合わせ・お申込み】
      TEL:045-560-3721  
      FAX:045-563-5782  
      E-mail:info@taguchiken.com

参加希望者は
1.参加希望日
2.お名前
3.お住いの都道府県
4.メールアドレスかFAX番号     をお知らせください

http://www.taguchiken.com  ←こちらにお申し込みフォームもあります

【主催】 田口教育研究所  神奈川県横浜市港北区日吉2-18-42

年末年始にわたって、「一般社団法人 社会的包摂サポートセンター」が中心となって行っている「よりそいホットライン」の活動がいろいろな新聞やマスコミで紹介されたのを耳や目にした方も多いのではないでしょうか?
「どんな人の どんな悩みにも よりそって 一緒に解決の方法を探します」というホットライン。

釧路で「生活支援ネットワークサロン」を立ち上げたあと、今は、全国を飛び歩いている日置真世さんも、この「よりそいホットライン」創設にあたっても、大きな働きをされました。

彼女によれば、「≪よりそいホットライン≫も空前の電話相談事業になってしまい、毎日3万コールがかかってきて、そのためフル稼働しても3%に満たない接続率というありさま」だそうです。

人とのつながりやコミュニケーションを求めて、必死に電話でつながろうとする人々の叫びを痛感しています。
おかげさまでかどうかは不明ですが、自殺率がぴったり電話相談が始まった翌月昨年の4月から着実に減少し、久しぶりに3万人を切りました。
因果関係は不明ですが、他に確実な要素が見当たらないこともあり、受けている現場の手応えとしてもかなり影響はあるものとは捉えています」とのこと。

実際、1月に発表された警察庁の統計によれば、24年度の自殺者は2885名減少したとのこと。

私も、昨24年2月に開催された「まじくるフェスタ in  府中」で、この「よりそいホットライン」の受け手研修の一環となる講座を一つ受け持たせてもらいました。微力ながら貢献できたのかな・・・・・・

「社会的包摂」とは聞きなれないことば。「社会的排除」に対する概念。
inclusive と言われれば少し分かりやすいかも?
このことばに関する説明も、上記「一般社団法人 社会的包摂サポートセンター」のHPの中に書いてあります。

「よりそいホットライン」も「社会的包摂サポートセンター」も、常に
運営資金の募金を行っています。ご協力を <m(__)m>

「ホームレスが売る雑誌 ビッグイシュー日本版」はご存じの方も多いかと思います。
ターミナル駅などでしか売っていないので、私はなかなか出会うことができません。
1冊300円のうちの、160円が販売者の収入になります。

この「ビッグイシュー日本版」に東田直樹くんが、ずっと連載を続けています。最初は東田くん自身にも大きな戸惑いがあったとのことですが、

通常の会話はほとんどできないという重度の自閉症者である東田さんがつづったピュアな心、内面の世界が読者を魅了」して、大好評連載になっています。

そして

同時にそれは、『人はなぜ生きるのか?』という問いへの明晰な回答」となってもいると思えます。(青字は「ビッグイシュー」のサイトからの引用)

私は12月9日に大阪府高槻市の大阪医大LDセンターにお呼びいただいて講演に行く途中、たまたま高槻の駅で、販売者に行き会いました。

ビッグイシューを久しぶりに買ったところ、そこに、黄色い単行本が!!

「あ、そうだ、東田くんの新刊が、12月5日発売だったはず!」と思い出し、早速一冊購入しました。1500円の定価の半分が、販売者の今日の生活費になるのです。
引き返して2冊目を買いました。(実は、家に帰ったら、東田くんから一冊送られてきていました)

この本は「ビッグイシュー」という、ユニークな媒体に連載されたエッセイという特性のためか、他の本以上に、東田くんの内省的な思索がストレートに表現されています。嘘や余分な飾りのない文章が、一気に読み手の心に入ってくる感じです。

一番最初に、直樹くんが手を支えてもらう「筆談援助」で自分の気持ちを書けた瞬間のことも、あらためて、本人のことばで語られています。

ありがたいことに、「ビッグイシュー日本」でも、1月10日からオンラインでの販売を始めたそうです。「ビッグイシュー日本 通信販売開始」のサイトからお申し込みください。

〜〜〜〜〜〜購入方法紹介ここから〜〜〜


下に、申し込み方法を転載させていただきました。
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■■「風になる」通信販売開始■■
============

"近くに販売者がいない""直接の購入がむずかしい"といったお客様にもご購入いただけるよう、東田直樹さん著書『風になる ―自閉症の僕が生きていく風景―』の通信販売を開始いたします。  

■販売開始日: 2013年1月10日(木)
■価格  1冊1,500円(税込)
■送料  100円(冊数に関わらず)  

■ご入金金額: 1,500円×冊数+送料100円
・1冊  1,600円
・2冊  3,100円
・3冊  4,600円〜 

■ご入金方法
郵便局備付けの振込用紙のメモ欄に下記の項目をご記入し、振込みをご依頼ください。
・本のタイトル『風になる』
・冊数
・送付先の郵便番号、住所
・お名前
・電話番号
 

■ご入金先口座
・郵便振替口座番号: 00900-3-246288
・加入者名: 有限会社ビッグイシュー日本

■本の発送お客様からの入金を確認後に、郵便局の「ゆうメール」にて、お送りします。

〜〜〜〜購入方法紹介ここまで〜〜〜〜〜〜

高槻市駅頭で購入したビッグイシュー204号(2012年12月1日号)で、東田くんは、「家族が病気なのに何もして上げられない時、情けないと感じる。とても心配していても 大丈夫のひと言さえ言えないから。それどころか、苦しんでいる相手の目の前で、意味不明に笑ったり、こだわり行動を続けたり、まるで、相手の病状など目に入らないかのような態度」をとってしまうことに、とても悩んでいる、と書いています。
「心配ごとがあるときに限っておかしな行動をするのは、すべきことが他にみつからないせいです」とも。
でも、そんなときにも、「家族は 僕が心の中では悲しんでいる、心配しているにちがいないと分かってくれる」
そのおかげで「僕は誇りを失わずに生きて」いるのだと直樹くんは書いています。

会話はなり立たないし、意味不明にピョンピョン跳んだり、あたりを走り回ったり、同じことばかりくり返して聞いたり、外見からは「重い知的障害を持つ自閉症の人」としか見えない東田くんが心の中で、「人の役に立てないことに対して、罪悪感にさいなまれている」とは、誰が考えつくでしょうか。

人を見かけによって断定しないこと、小さい子どもや、障害が重い(ように見える)人に対しても、一人の人間として尊敬の念を持って接することの大切さを年の初めにあたって、あらためて、自分に言い聞かせようと思っています。

2013-01-14

今日(1月14日)は大雪。交通機関も乱れてお出かけの人は大変でしたね。

これが2日ずれていたら、危ないところだった  \(◎o◎)/!
と言うのも・・・・

1月12日(土)、三重県津市の保健センターのお招きで、健診にかかわる職種の方たちの研修会のため、津に行ってきました。
研修は午後1時開始、津に12時に着けばいいので、当日の朝出ても間に合うのですが、前夜に着いておくことにしました。

早起きしたくないことと、乗り換え乗り換えてやっとこさ到着したとたんに講演という生活がそろそろ負担に感じられるトシになりつつあること、そして、「講師がちゃんと来てくれるかしら?」という、主催者側の心配を少しでも減らしておこうという意図です。

前日は夕方までかかる仕事がありました。
終わったあと、荷物を持って、19時前に家を出て、名古屋着が22時前。名古屋から近鉄特急で津までは1時間です。
「たしか、近鉄のホームに、おいしいコーヒーのスタンドがあったっけ」とキョロキョロすると、あったあった!  

無事、カフェラテをゲットし、「ああ、やっぱり、おいしい」と幸せな気持ちで飲みながら、津に到着したのが23時前でした。
ホテルは駅前すぐの「ドーミーイン」というホテルを取ってありました。
この系列ホテルは、温泉大浴場、または、大浴場つきが特徴で、部屋の中にミニキッチンがついていたりして、居心地がいいので、愛用しています。
朝ごはんも美味しいんですよ!
入り口とベッドルームの間がドアで区切られている構造のところも多く、津でも間にドアがありまして、大変落ち着きました。

せっかくの3連休の1日目の土曜日。にもかかわらず、乳幼児健診に携わるスタッフが自己研鑽のために、日当も出ないのに、70人も出席してくださるとのこと。
英気を養って、伝えるべきことをきちんとお伝えしなくてはね。
で、いつものとおり、熟睡しました。

12日、お昼に保健師さんが公用車で迎えに来てくださり、駅から30分ほどの芸濃町の会場に行きました。
津もご多分にもれず、合併して市域がとてもとても広くなったとのこと。
でも、保健師さんを初めとするスタッフの方たちは、地域住民の健康や、親子さんの健やかな育ちを保障するために、と、こころを一つによいお仕事をしてらっしゃるようすでした。

どうしてそれが分かるかというと、講演後のグループワーク用に、教室形式ではなく、グループ分けした席の配置になっていたんですが、講演開始前も、グループワークのときも、あちこちでワイワイ話が盛り上がり、大きな笑い声もあっちこっちで上がっていたからです。

私はいつも、「ナカガワを招いてよかった!」と言っていただけるように、と念じながら講演活動をしていますが、特に、保健師さんや、健診にかかわる職種の方たちへの講演の機会は一番大事にしたいと思っています。

それは、今回の講演の題のとおり、「支援の入り口としての乳幼児健診における専門職の役割と具体的な対応」を意識して動いていただけるようになることが、育てにくい子、発達障害かもしれない子を持つ親御さんにとって、一番の応援になると思うからです。
特に、専門スタッフを確保することが難しい地域にあっては、保健師さん、保育園の保育士さんがカナメとなるのですから。
今回も「『ようすを見ましょう』って言わないで!」「伸びを待つ間、何をしたらいいのか、具体的に伝えて下さい」と強くお願いしました。

だいぶ前ですが、やはり、東海・近畿地方の保健師さんに招かれた際、「お医者さんでさえ確保がほんとに難しくて・・・・。高齢のドクターをやっと口説き落として、3時間かかって3ヶ月に一回来ていただき、健診を確保するのがやっとなんです。発達の診立てがおできになるとかならないとか、そんなこと、言ってられないんです! 心理職や言語の専門家確保は夢のまた夢です」という話を聞いたこともあります。

津、松坂、伊勢、伊賀上野、熊野・・・ 三重県も、ずいぶんいろんな所に呼んでいただいたなぁ、全国津々浦々、母子保健分野の人たちはがんばってるなぁ、私ももうひとがんばり!と思いながら帰路につきました。

帰り道も、近鉄名古屋駅ホームのコーヒーショップで、またまたカフェラテを買い、揺らさないように運んで(だから、お土産を見繕う余裕がなかった!)新幹線に乗り込み「ああ、やっぱり、おいしいなぁ」とチビチビ飲みながら、幸せな時間でした。

こんなふうに「あそこのお店のあれが美味しいから、今度行ったら、また食べよう」と思えるのが旅の楽しみの一つ。

でも、これはどうやら、同一性保持、こだわりの強い特性からかもしれず。
「もっと美味しいかもしれないから、新しい店で、または同じ店でも、別のものを注文してみる」ってことも時に、やりますが、ついつい、「前の時に大丈夫だった」ってものに傾きがち。

ADHD傾向の人は、食べるものも、泊まるところも、移動の経路も、そのつど、そのつど新しいものに挑戦するのかしら???

年があらたまりました。
家族が欠けることなく、病人もなく、お正月を迎えられることは、奇跡のようにありがたいことだ、と毎年思います。

年末、世田谷に住む実家の母が少々体調不良になりました。
いくら元気とは言っても、92歳という年齢もあり、あわやと心配しましたが、無事回復し、「もう、今年はダメかと思った」というおせち料理も作ってくれて、例年通り2日に、家族で遊びに行ってきました。

母が「いただき物のカステラがあるから」、と年末から言っていたので、食後にコーヒーをいれて、さあ!と長方形のちょうどカステラの大きさの包みを開けると、なんと!おいしそうな大きな栗最中が入っていました。
みんなで「ぎゃ!」と一瞬うろたえて、でも、口々にいろんなことを言いました。

「包みの大きさは、まさにカステラそのものだよね」
「お店の人が間違えたんじゃないの?」
「下さった方の勘違いじゃあないの?」
「開けてみて、佃煮だったり、海苔の缶だったりすることを思えば、ずっとマシだよね」
「逆にさ、『栗最中です』って言われてもらって、緑茶をいれて、開けてみたらカステラだったとしたらどうだろうか?」などなど大笑いした挙句、結論的には「おいしい最中だ」「栗最中はコーヒーにだって合うよね」といいながら、ありがたくいただきました。

そんな、ありふれた日常生活も送りつつ・・・・

一方では、社会的に期待されることは大きくなり、自分としてやりたいこともふえ放題ではありますが(年々ADD傾向=多動系の傾向が強まっているみたいです)何もかもができるわけではありませんし・・・・。

年齢と、幕引きについて、いろいろ考えながらの新年でもあります。

元日に地元・伊豆美神社でいただいたおみくじのありがたい「おことば」を心にとめて、ほどほどに、でも、「わきめも振らず」「一心に」取り組みたいと思います   (^_-)-☆

おみくじの ありがたい おことば
運気盛んにして事をなすによいけれど、万事細やかに気をつけて、一度思い定めたことはわきめもふらず一心になさい。何事も成功します。
【願いごと】 遅いが思い通りになる
【学問】    努力すればよし
【争い】    心和(やわら)かにして吉
【縁談】    心かわらねば叶うでしょう 

世の中には、タナボタということはなくて、努力したり、心がけたりしないと実現しない・・との教訓なのでした。
やっぱりね。。。。。。。

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「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。

疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

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