ここは中川信子のホームページです。ことばの発達や障害について、
また、言語聴覚士に関連するさまざまな情報を配信していく予定です。

「そらとも」は「この空のもと、いたるところに、志を同じくする友あり」という意味です。
疲れて、ひとりぽっちと思えるときには、空を見あげ、胸いっぱいに元気を補給しましょう。
その曲がり角の先には、きっと新しい出会いと、すばらしいできごとが待っています。

UTCP(=東京大学大学院総合文化研究科・教養学部付属共生のための国際哲学研究センター)主催の「当事者研究の現象学 3」が11月29日ー30日に東大駒場の教養学部で開催されました。

メーリングリストで紹介してくださった方があり、たまたま29日は時間があったこと、べてるの家から向谷地さんはじめ、メンバーの方たちが登壇し、また、4月に狛江に狛江に講演でお呼びして以来、興味津々の(「追っかけ」というほどは追っかけることができていない)熊谷晋一郎さんと、綾屋紗月さんもメンバーとして参加されるということで、聞きに行って来ました。

会場の東大教養学部(駒場)に足を踏み入れるのは何十年ぶり?だったでしょうか。建物が新築され、カフェやラウンジがたくさんできて、私が知っている頃とはずいぶん様変わりしているのにも驚きました。

べてるの家からは早坂さん、森さんをはじめとするメンバーが参加、向谷地さんをファシリテーターとして当事者ライブが繰り広げられ、後半は綾屋紗月さん主催のneccoメンバーによる当事者研究が公開されました。

一昨年の夏、北海道浦河べてるの家に見学に行ったときも、運良く向谷地さんが札幌から戻って来られる月曜日だったため、「べてるの家」と「浦河日赤」と、2回の当事者研究に見学参加できたのですが、その時と同じトーンの、何とも不思議な時間と空間が作り出されていました。

2日目のプログラムに参加できなかったのはとても残念でしたが、「当事者」が「苦労」を「研究対象」にして自分を知り、「苦労」との付き合い方を知ってゆく「当事者研究」は、どんな人にとっても、実は大事なことだよな・・・・と思いました。

「現象学」というものは何か難しいものだ・・・・程度の認識しかありませんでしたが、対象と意味との関係、現実を相互主観的にとらえられるかどうかの「共同性」の問題と、妄想・幻覚との関連を簡潔に説明してくださった主催者の石原孝二准教授の文章を読み、なーるほど、自閉症の人たちや精神障害の人たちの世界理解を読み解くには、脳科学とか神経生理学からのアプローチも役に立つけど、哲学からのアプローチもありえるんだな・・・と、とても感心しました。
依然として、難しくてよく分からないながら。

久しぶりに
「べてるの家」のホームページを訪問し、変わらぬ空気を感じました。
昆布や手帳やカレンダーを売ってますよ。

紅茶を飲むと、てきめんに心臓がドキドキするのでなるべく控えていますが、最近おさまってきたので、また飲み始めました。
あ、ご心配なく。心臓に関しては、薬も処方されていて、忘れずに服用しております。

さて、紅茶はミルクティーが好きです。
ミルクティーにするには、「Williamson & Mago」のピュアアッサムにまさるものはないと、この銘柄に決めていたのに、手に入らなくなって泣きたい気持ち・・・って以前書いたことがあります。
読んでくださっていた方があり、講演先で「紅茶がお好きなんですってね」と言われてびっくりしたことがあります。

その後、おいしいアッサムはないかといろいろ買い比べてみましたが、どうしても気に入ったものがなくて。
ミルクティーをいれるたびに「あ〜〜〜 おいしい!!」ではなく、「う〜〜〜ん、まあ、こんなものよね」と、いかにも“ガマンしている感”が残念でした。
こだわりの強い特性があると、こういう些細なところで、不便です。
よく言えば、「最高を求める、向上心が高い」のかもしれないけど、まあ、単にこだわりが強いだけ、ですよね。

しばらく前に、羽田空港に行く途中に通る川崎の地下街(アゼリア)の中の紅茶専門店
「マユール(Mayoor)」で飲んだロイヤルミルクティーが美味しかったので、アッサムの茶葉を購入してみたところ「あ〜〜〜 おいしい!」と言えるミルクティーになりました。
これで、紅茶をいれるたびに「間に合わせ」をしている気分にならなくてすむので、うれしいです (^_-)-☆
通信販売もあるので、安心です。

ミルクティーと言えば、釧路空港内のカフェらぽーとのミルクティーも、オススメですよ。
ミルクティーの好きな方、釧路空港をお通りになることがあったらお試しください。
こないだ10月末に息子たちと一緒に釧路訪問した時にも飲みましたがやっぱりおいしかったです。これで4回目かな?何回飲んでもがっかりしないのでうれしいです。

人生、些細なことの中に、うれしいことがいっぱい!! です (^_^)v

Williamson & Mago  に関するウンチクを書こうかと思いましたが、興味ない方には迷惑だろうと思うので、やめることにします。私って思いやりがあるワ(?!?!)

自閉症の漢方治療で成果を上げている飯田誠先生。
ご高齢でもあり、この春以降、とても体調が悪そうで心配していました。

新患の申し込みが後を絶たず、お昼ご飯も食べられない状況が続いている、ってゴホゴホ咳をしながらおっしゃってましたが、その時、実はひどい肺炎(無熱)にかかっておられたのだそうでした。しばらく入院・休診になっていました。

診療開始後、午前中の診療の受付を11時打ち切りにし、午後の時間の新患の予約を制限していると聞きました。

診療再開された後に、何回も医院の前を通りかかってのぞいてみていたのですが、いつも、待合室に人があふれていたので、遠慮していましたが、昨夜は久しぶりに長居しました。夜は割合空いているのです。近くに住んでいる者の特権ですね。

今、私が興味を持っているのは幻覚・幻聴についてなので、あれこれ質問しました。先生の長〜〜い経験の中には、興味深い、というか、おもしろい話が山盛りで、そういう例を交えながら解説してくださるので、「腑に落ちた!!」て感じに、精神科の知識が増えました。

自閉症への漢方治療も、少しずつ広がり、最初の診断を飯田先生がされると、その後の投薬を引き受けてくれる医療機関もだいぶ増えてきたとのことでした。一歩ずつですね。
自閉症とは似ても似つかぬ状態なのに「自閉症」と名前をつけられる誤診があまりに多い!!って憤慨してらっしゃいました。
障害のある子どもを「生活の中で」長い期間見てこられた先生の経験は、診察室でしか子どもを診ないお医者さんの目とは、レベルが違いますから。

ともかく、飯田先生がお元気だったので安心しました。

先生を頼りにしている患者さんたちのためにも、長持ちしていただかなくちゃいけないので、新患がどんどん来ませんように・・・と思っています。
でも、親ごさんの気持ちを考えると、そうも言ってられないし。
「私が担当するお子さんだけは、新患でも、診て下さいね」って言うのもあつかましすぎるし。

飯田医院 http://www.iida-neurological-clinic.biz/

漢方服用日記を書いている方のブログ発見!

   

今日、11月20日は私の誕生日でした。校正ゲラも返送したし、締め切り原稿も書き終えたし、気持ち的にも丸一日オフなのもありがたい限りでした。

年下の友人から立派なフラワーアレンジメントのプレゼントが届き(大好きなピンク系で統一されていて)、同い年の友人からもあれこれが届き、ウフフと、幸せでした。

ちょっと所用もあり、小田急線の向ヶ丘遊園のダイエーに行きました。結婚後しばらく住んでいた町なので、懐かしかったです。
名古屋が本拠の「コメダコーヒー」があります。←これは数年前に開店したもので、私が若かりしウン十年前にはありませんでしたよ。

狛江でお仲間たちと行ってきた地域活動の団体「一般社団法人サポート狛江」の活動も、9年目の秋を迎えました。
市との協働事業の実績を積み、さらに、展開すべき課題が見えてきています。

どうしても活動拠点が必要だ・・・・とみんなで思っていたのですが、ついに、市役所の近くのマンションの一室を借りて拠点とすることにしました。
18日(日)に机などの家具類の運び込みを決行し、今日20日は遅れていた畳替えが完了しました。
我らが拠点の記念すべき誕生日が、自分の誕生日なのもうれしいことでした。

引っ越した翌日から、早速、急な相談に乗ってほしいと言う方があったり、その後も次々「じゃあ、事務所においで下さい」と言うハメになる話が続出しています。

まあ、本音のところでは、「還暦を過ぎて、そろそろ世代交代、リタイアだ、と思っていたこの時期に、なんでまた新しいことを始めなくちゃいけないんダロー」との思いもありつつ、周りの皆さんには「悠々自適なんて、団塊世代にはあり得ない話だ!」と一蹴されています。

開設よりも、維持・継続していくことの方がずっと大変なのは分かっていますが、「ともかく始めちゃうことよ!」との励ましの声を背に、やれることを続けてゆこうと思っています。

ひと手間余分にかかる子育てを通して見えてくるのは、「地域づくり」「ネットワーク構築」そして、「地域での働き場所の創出」の課題です。

先日、羽田空港に向かう電車の中で、男の子を3人連れたお母さんがいました。
一番上が4年生、真ん中が2年生、一番下の子が4歳児さんかな?と思えるにぎやかな親子でした。

一番上の兄ちゃんが、結構、あわてんぼみたいで、真ん中の人は沈着冷静で、末っ子はおかあさんにぶら下がったりして甘えん坊みたいでした。
乗り込むところから、おかあさんはお兄ちゃんに「ほら、他の人にぶつからないように!」と注意し、合間で末っ子に「重いからぶら下がるんじゃないの!」と言い、二駅乗って降りるときには3人ともに「電車とホームの間が開いてるから気をつけるのよ!」と声をかけて降りて行きました。

いやーーー、男の子の子育ては、大変!!
心の中で「健闘を祈る!」とつぶやきました。

また、別のある坊やは、まだ1歳半になっていませんが、もっぱらブーブに夢中だそう。
わが家でも、ミニカーがどんどんふえて行った時期がありましたっけ。子どもの喜ぶ 顔を見たくて、ついつい財布のヒモが緩むんですよね・・・。

親が「男の子だから」とか「女の子だから」と意識していない場合でも、どうして男の子は「ブーブ」や「ゴッゴー」(電車)に魅入られるのでしょうか。

実に不思議です。

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